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3つの指標で見る「強さ」と「勢い」と「伸び」

2026.05.23

【ランキングで見るビリヤード06】JPBA女子編

女子ではまだまだ河原千尋が突出した存在となっている

ワールドプールシーンを「プレイヤーの強さ」という視点から眺める時の指標について紹介していくシリーズ、日本国内のプロプレイヤーの実力を示す基本となっている『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)ランキングについて、今回は女子をピックアップして紹介する。

本日からスタートした『第36回大阪クイーンズオープン』(G2)の時点で、JPBA女子ランキングの対象プレイヤーとなっているプロプレイヤーは計43名で、以下がそのうちの4月末時点のランキング上位30名だ。今回のランキングは、2025年6月の『全日本女子プロツアー第1戦』(G2)から2026年4月の『第34回関東レディースオープン』(G2)までの国内戦10試合と同期間内にJPBA女子プレイヤーが参戦した海外戦5試合の結果が反映されたものだ。

※は信頼性不足

今回はJPBAランキングとの比較のため、「FargoRate」(ファーゴレート/FR)に加え、国内プレイヤーについては対戦データ量がFRを遥かに凌ぎ信頼性が高い「ビリヲカレーティング」(BR)を並記しているが、やはりその全てで河原千尋がトップに立っている。

すでに海外メジャー(2025年チャイナオープン)でタイトルを獲得し、JPBA女子で最も世界選手権タイトル獲得に近い河原は、対戦データを基にしたFR、BRでは今でも国内では飛び抜けた存在となっている。この2つの指標で河原を追う一番手となっているのは平口結貴で、FR、BRともに河原に次ぐ2位。その下には同指標でともに3位の栗林美幸がランクインしている。

平口結貴

栗林美幸

FR、BRともに対戦データが積み重なることによってプレイヤーの強さの信頼性は増すが、JPBAランキング(振り分けシード用)を基準にすると、直近1年の個々のプレイヤーの勢いやレベルアップ度という違う側面が見えてくる。

それが最も表れているのがJPBAランキング2位の小西さみあ。FRは7位ながらBRはトップ3に次ぐ4位となっており、昨年は自身初の全日本選手権タイトル獲得を含め国内3勝、今年は優勝こそないものの、3戦中表彰台が2回と安定したプレーを続けており、河原を追う存在の1人として着実に力をつけてきていることがうかがえる。

小西さみあ

またこのデータからは昨年ジャパンオープン2度目の制覇を果たしたJPBAランキング5位の青木知枝の強さも改めて確認することができる。FRは現在トップ3に次ぐ4位で、海外戦には参戦しないものの最新のFR女子世界トップ100では45位にランクイン。BRでも6位と勝負に強いハイレベルなプレーを続けていることがわかる。

青木知枝

また、FR5位の村松さくら、6位の谷みいな、9位の奥田玲生といったJPBA女子期待の若手プレイヤーは、海外戦へのチャレンジで世界の強豪との対戦を通じて経験値を積み上げてきており、今後国内戦で安定したプレーができればJPBAランキングも再びアップさせていくだろう。

JPBAランキング、FR順位、BR順位の総合平均から算出したオリジナルランキング

さて、次回は女子と違い、東日本、西日本に分かれ、ランキングの計算方法も含めて細かく設定されている男子ランキングについて詳しく紹介していく。

【ランキングで見るビリヤード01】FargoRate(ファーゴレート)編
【ランキングで見るビリヤード02】wnt.(ワールドナインボールツアー)編
【ランキングで見るビリヤード03】WPA(世界ビリヤード協会)男子編
【ランキングで見るビリヤード04】WPA(世界ビリヤード協会)女子編
【ランキングで見るビリヤード05】JPBA基礎編

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