【ランキングで見るビリヤード01】FargoRate(ファーゴレート)編
これが世界の強いヤツラだ〜2026 Spring〜
今年もアジア、ヨーロッパ、アメリカだけでなく世界各地で、WPA/PBS、wnt.、さらには各国の協会、プロモーターによって開催されている数多くの国際トーナメント。ここで戦うトッププレイヤー達の強さを表す指標として定着している『FargoRate』(以下、FR)が4月下旬、久々に最新の世界トップ200ランキングを発表した。
FRでは、世界各国で行われているトーナメントの対戦データをかなり細かく吸い上げており、このランキングは、過去2年間の150ゲーム以上を含む300ゲーム以上の対戦実績があるプレイヤー、つまり今アクティブに国際舞台で戦っているプレイヤーが対象となっている。
上が現在のトップ30だが、1位のジョシュア・フィラーはこの2年ほどは不動。2位にはフェダー・ゴースト、さらに3位、4位には今年はチャイニーズプールに力を入れている柯秉逸、柯秉中の台湾最強兄弟、5位にはアメリカのエース、シェーン・バンボーニングと納得のランキングとなっている。
その中で今回FRが注目したのは国別の人数で、計45ヵ国がランクインした中、最多だったのはフィリピンの47名。トップ200のおよそ4分の1を占めるという結果は、プール最強国の実力を裏付けるものとなっている。
以下トップ5は、2位:ドイツ(18名)、3位:台湾(16名)、4位:アメリカ(15名)、5位:ポーランド(13名)で、大井直幸、土方隼斗、羅立文の3名がランクインしている日本は国別でみるとインドネシア、スイス、フィンランドと並んで13位であった。
ただし、大井直幸、土方隼斗(58位)、羅立文(61位)は全て800オーバープレイヤーで、特に大井については、昨年から今年にかけてさらにレーティングを上げて来ており、間もなく、FRから見てもワールドトップスターと言える830に到達する勢いだ。
大井はシーズン開幕から安定してトップクラスのプレーを見せている
また、このリストは男女を問わないランキングのため、昨年から今年にかけてチャイニーズプールに大きくシフトしている陳思明が98位、フィリピンツートップの一角であるチェスカ・センテノが185位、台湾のエース、周婕妤が189位と女子プレイヤーが3名ランクインしているのも興味深い。
ちなみに5月1日時点のFR女子トップ30は以下の通りで、現在、河原千尋を筆頭にトップ100に9名がランクインしている日本は、国別ではアメリカの20名、ドイツの10名についで中国と同数の3位と、データから見てもかなりハイレベルであることがわかる。
ワールドプールシーンを「プレイヤーの強さ」という視点から眺めるのにもっとも適していると思われるのがFRだが、その指標については他にも、WPA、wnt.がそれぞれ発表しているランキングもある。次回は獲得賞金がそのままランキングとなるwnt.について見ていきたい。












