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【ランキングで見るビリヤード04】WPA(世界ビリヤード協会)女子編

2026.05.05

日本女子の挑戦が結果に表れている今後期待のランキング

現在のWPA女子ランキング1位は、10代からワールドプールシーンの第一線で活躍を続けるジャスミン・オーシャン

ワールドプールシーンを「プレイヤーの強さ」という視点から眺める時の指標について紹介していくシリーズ、その第4回目は、前回の男子に続き、各大陸連盟、各国連盟を傘下に置く、スポーツ競技としてのプールを統括する組織WPAの女子ランキングを見ていく。

【ランキングで見るビリヤード01】FargoRate(ファーゴレート)編
【ランキングで見るビリヤード02】wnt.(ワールドナインボールツアー)編
【ランキングで見るビリヤード03】WPA(世界ビリヤード協会)男子編

WPAランキングの基本については男子編でお伝えした通り、一定期間内で獲得したポイントで順位を決定するシステムで、女子の最新ランキングは2025年6月の『2025 WPBA Soaring Eagle Masters』から2026年4月の『2026 Seybert’s St. Louis Women’s Open』までの20試合が対象となっており、その中には『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催する『ジャパンオープン』と『公益社団法人 日本ビリヤード協会』(NBA)とJPBAの共催で行われる『全日本選手権大会』の2試合も含まれている。

今年11月の『全日本選手権』女子の部もランキング対象となっている

大会グレードについては、WPA公認の『世界選手権』の優勝が7200ポイントと最も高く、男子で差がついていた『China Open』についても7200ポイントと最高グレードとなっている。その中で特有のポイントとなっているのが、現在女子最高峰のプロツアーとなっているWPBAツアーが、WPA公認を受けてランキング対象試合になっていることで、ここで優勝した場合は、3240ポイントから4320ポイントが与えられる。最新ランキングの期間内では4試合が対象となっているため、ここで得られるポイントも女子ランキングには大きな影響を与えることとなる。

昨年の『China Open』で海外メジャー初タイトルを獲得した河原は7200ポイントを獲得

ここで下のトップ30を見てみると、1位は昨年7月の『2025 Oneida WPA Women’s World 8-Ball Championship』(女子エイトボール世界選手権)に勝った他、アメリカを拠点にWPBA、PBSでもポイントを重ねているジャスミン・オーシャン。2位が対象期間に優勝はないものの、安定して上位に食い込んでいるピア・フィラー、3位はこちらもアメリカを拠点とし、昨年12月の『025 KAMUI WPA Women’s 9-Ball World Championship』(女子ナインボール世界選手権)で準優勝のクリスティーナ・トカチとなっている。

これを見てわかる通り、現在のWPA女子ランキングはアメリカ拠点のプレイヤーがポイントを稼ぐチャンスが多く、その機会を捉えて15位のサバンナ・イーストン、16位のソフィア・マストといった伸び盛りのアメリカジュニアプレイヤーがハイレベルトーナメントのシード権を確保している。

このような状況の中で、最上位11位の河原千尋を筆頭としたJPBA女子には、25位に村松さくら、27位平口結貴、30位小西さみあと4名のトップ30ランカー以下、36位に谷みいな、67位に佐原弘子、70位に佐藤千晶がおり、FargoRateランキング同様、ワールドプールシーンの中で堂々と強国の一つとして挑戦を続けていることがわかる。

上から村松、平口、小西

ここまで見てきたワールドプールシーンのプレイヤーの強さとそれを示す指標の分析を踏まえ、この後は稿を改めて、国内のランキングを含めた強さを表す指標について紹介していきたい。

写真提供:WPAPREDATOR PRO BILLIARD SERIES

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