14-1が種目のアマ公式戦、佐藤禅が大会連覇達成
第9回 KANSAI 14-1@大阪・マグスミノエ他
優勝:佐藤禅(左)、準優勝:瀬戸山徹
14日(日)、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』関西支部(JAPA関西)主催・主管による年末恒例のトーナメント『第9回 KANSAI 14-1』が開催された。
大阪府大阪市の『マグスミノエ』を決勝会場(予選は『Break』、『フタバボウル泉大津店』を併用』に戦われた大会は、普段のナインボール、テンボール、ローテーションではなく、14-1(ストレートプール)を種目とした唯一のアマ公式戦。
トーナメントは、まず出場92名が16名枠×8組に分かれた50点ゲーム、ダブルイリミネーションの一次予選を行い各組4名が勝ち上がり、さらに同じく50点ゲームのシングルイリミネーションによる二次予選を戦い、各組から1名が決勝トーナメントに進出するフォーマットで戦われた。
60点ゲーム、シングルイリミネーションとなった決勝トーナメントを勝ち上がり、ベスト4に進出したのは、昨年大会で優勝を果たしている佐藤禅(吹田中央)、瀬戸山徹(ツェット野田店)、関谷行平(fat cat)、新免和真(WALLABY)の4名で、60-44で関谷を下した佐藤、60-57の大接戦を制した瀬戸山が決勝に進出。
佐藤 vs 瀬戸山の決勝戦は、序盤から瀬戸山が着実にポイントを重ねて4ラックを終えた時点で45-11とリード。しかしここから、佐藤が瀬戸山のシュートミスにも助けられて反撃を開始し、5ラック目を終えて37-45の8点差まで詰め寄ると、次ラックで一気に50-45と逆転。
勝利まで後10点となった7ラック目、今回は予選、決勝トーナメントともに白熱し、決勝戦が深夜の戦いになってしまったことで、大会運営の判断と両者合意のもとで試合は打ち切りとなり、瀬戸山のスクラッチファウルでイニングが終了した時点で51-45としていた佐藤が見事大会連覇を達成した(大会結果はこちら)。
写真提供:JAPA
大会アーカイブ動画:japa _Billiards












