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土方隼斗、JPBA対決の準決勝を制しタイトル獲りへ!

2024.09.21

PUDONG TANGCHENG 2024 WPA 9-Ball China Open@中国・上海

9月14日〜22日(土ー日)の日程で中国・上海を舞台に開催されている、WPA公認のランキングイベント『PUDONG TANGCHENG 2024 WPA 9-Ball China Open』(チャイナオープン)。21日(土)に男子準決勝2試合が行われ、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)の土方隼斗(FR:796)が、同じくJPBA所属でwnt.(ワールドナインボールツアー)プロでもある大井直幸(FR:817)を下し決勝戦に進出した。

土方は、20日(金)に行われた11ラック先取の決勝トーナメント2回戦(ベスト16戦)で呉坤霖(台湾/FR:810)を11-9で下すと、準々決勝では同じく台湾の許睿安(FR:791)との接戦も11-9で制して準決勝に進出。

もう一人ベスト16に進出していた大井も、2回戦でポーランドのヴォイチェフ・シェブチック(ポーランド/FR:821)とのヒルヒル戦を11-10で制し、準々決勝では台湾の張榮麟(FR:823)に11-6で快勝し、準決勝は2006年に華の40期生、期待の大型新人としてJPBA入りして以降ジャパンプールのエース格として活躍し続けてきた2人の直接対決となった。

土方のブレイクスクラッチからのランアウトで大井が先制してスタートしたこの試合、序盤は大井がペースを握り、3-2から6-2までリードを広げるが、ここから土方が反撃を開始し、一気に同点に追いつくと、そのまま大井に得点を許すことなく一気の9連取で11-6として、プロとなってからは自身初となる海外開催のWPAイベント決勝に進出した。

大井直幸vs土方隼斗(YouTubeチャンネル『Alison Chang』より

土方の決勝戦の相手は、現在ファーゴレート(FR)世界1位で、wnt.トップランカーがWPA/ACBSの公認大会をボイコットしている状況の中、順当とも言える強さで勝ち上がってきたジョシュア・フィラー(FR:850)。土方のWPAイベント初タイトルをかけた戦いは、大会最終日の22日(日)日本時間14時30分にスタート予定だ。

大会情報:China Open
大会ライブ配信:
Billiard Pool VN
Alison Chang
Pro Billiard TV

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