日本からは女子スリークッションに宮下綾香が出場
第12回ワールドゲームズ 2025 成都大会情報②

8月7日〜17日(木〜日)の11日間に渡り、中国・成都で『第12回ワールドゲームズ』が開催される。4年に一度、夏季オリンピックの翌年に開催されるこの大会は、オリンピックに採用されていない競技種目による国際総合競技大会で、今回は約100の国と地域から集った約4,000名アスリート達により、34の競技でメダルが争われる。
ビリヤードスポーツについては、2001年の第6回秋田大会で採用されて以来、これまで6回連続で正式競技となっており、今回も『世界ビリヤードスポーツ連合』(WCBS)が統括し、キャロム、プール、ヘイボール、スヌーカーの4種目7カテゴリでメダルが争われる。
そして今大会のビリヤード競技に女子スリークッション代表として出場するのが、『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)所属の宮下綾香。昨年『全日本女子スリークッション選手権』で初優勝、今年3月の『第5回アジア女子スリークッション選手権』で準優勝を果たしている宮下が、ただ1人のビリヤード競技日本代表として世界の強豪とメダルを争う。
18日15時から行われた日本代表壮行会では、宮下がビリヤード競技を紹介
今回、『女子スリークッション世界選手権』を5度制覇している絶対女王、テレーゼ・クロンペンハウワーを含め8名が出場する女子スリークッションは、まずは4名×2組に分かれた25点ゲームの予選リーグを戦い。それぞれの上位2名が決勝トーナメント(準決勝)に進むフォーマットで行われ、準決勝で敗れた2人により銅メダル決定戦も行われる。

金メダル最有力候補のクロンペンハウワー
競技のスタートは日本時間8月10日(日)10時、宮下はまずここから2日間に渡って行われる予選リーグ突破を狙う。
●女子スリークッション出場者
宮下綾香(日本)
テレーゼ・クロムペンハウワー(オランダ)
シャーロット・ソーレンセン(デンマーク)
カリーナ・イェッテン(オランダ)
キエン・トゥオン・フン(ベトナム)
ジャクリーン・ペレス(ペルー)
クラウディア・ラリンデ(コロンビア)
ギュルシェン・デゲナー(トルコ)
写真提供:WCBS