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北谷好宏、世界選手権出場権獲得まであと1勝

2025.07.10

2025 Kamui Road To World 10-Ball Championship@ベトナム・ホーチミン

7月6日(日)にスタートした『2025 Kamui Road To World 10-Ball Championship』(男子テンボール世界選手権予選)の第4戦は、日本時間9日(水)に大会4日目が終了し、ベスト16が出揃った。

9月17日〜28日までの日程で開催されるWPA公認の『2025 WPA Men’s 10-Ball World Championship』(男子テンボール世界選手権)への出場権がかかっているこの大会には『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)から、浦岡隆志(FR:720)、内垣建一(FR:754)、浅野正人(FR:731)、北谷好宏(FR:756)、鈴木謙吾(FR:685)の5名が参戦。

大会3日目を終えた段階で、北谷が勝者側で4連勝を果たして勝者側からのベスト32進出を決め、浦岡は勝者側で3連勝を果たした後、勝てばベスト32進出の最終戦で惜しくも余豊熙(台湾/FR:不明)に敗れ敗者側最終戦に回り、内垣は1回戦で敗れて早々に敗者側に回ったものの、そこから2連勝で敗者側3回戦に進んでいた。

大会4日目のJPBA勢、まずは内垣が2セット先取(1セット4ラック先取)の敗者側3回戦で唐境霆(台湾/FR:774)を2-0(4-2、4-1)で下して敗者側最終戦に進出。しかし続けて行われたベスト32進出の最後のチャンスで、浦岡がライアン・ジョン・バダル(フィリピン/FR:690)、内垣が郭柏成(台湾/FR:790)にともに0-2で敗れ、33位タイで大会終了となった。

ただ1人ベスト32に勝ち残った北谷は、17時からグエン・ホアン・ミン・タイ(ベトナム/FR:762)と対戦し、2-0(4-0、4-3)で快勝。日本時間10日12時から、男子テンボール世界選手権の本戦ステージ1への出場権とベスト8進出がかかった、余豊熙との試合に臨む。

この予選は、上位進出者にステージ1とステージ2に分かれて開催される本大会ステージ1への出場権が与えられるトーナメントで、8月までに全6戦が予定されており、これまで4月〜6月にかけて3戦を消化。今回の第4戦は11日(金)までの5日間の日程で行われる。

128名枠で争われる予選は、各回に総額20,000ドル、優勝が5,500ドル、準優勝4,000ドルの賞金が用意されており、各回の上位8名がステージ1に出場できるだけでなく、予選独自の全6回の通算ランキングポイント上位8名にもステージ1への出場権が与えられる。

なお、本大会のステージ1は、この予選からの48名+8名の計56名にワイルドカード8名を加えた64名で戦われる予定で、ここからは8名が本大会ステージ2に進出できるフォーマットとなっており、ステージ2は、WPAランキング上位40名、各大陸連盟に割り当てられた40名、ステージ1からの8名、ワイルドカード8名の計96名によって争われる。

写真提供:PBS
大会情報:CUESCORE

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