JPBA女子5名の世界選手権がスタート
2025 Oneida WPA Women’s 8-Ball World Championship@アメリカ・ウィスコンシン州

現地7月2日(水/日本時間3日)、WPA公認の下、世界のトップ女子ツアーであるWPBAが主催する『2025 Oneida WPA Women’s 8-Ball World Championship』(女子エイトボール世界選手権)がスタートする。

(※AINは中立立場の個人資格選手)
この大会には、すでにナインボールとテンボールの世界選手権タイトルを持つ周婕妤、ケリー・フィッシャーら、世界各国から64名の招待プレイヤーが出場し、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)からは、河原千尋、平口結貴、小西さみあ、村松さくら、谷みいなの5名が参戦する。
WPA公認の世界選手権としての女子エイトボールは初開催で、今回はダブルイリミネーション、7ラック先取の予選(ステージ1)から勝ち上がった16名が、シングルイリミネーションとなる決勝トーナメントを戦うフォーマットとなっている。
1回戦のスタートは日本時間3日2時の予定となっており、まずは今大会前最後のJPBA女子ランキング対象試合であった『第3回京都レディースオープン』で2025シーズン初勝利を挙げたばかりの小西がオリビア・チェン(アメリカ/FR:578)と、6月のWPBAツアー第3戦『2025 WPBA Soaring Eagle Masters(アメリカ・ミシガン州開催』でJPBA勢最高の7-8位に食い込んだ平口が、ロリー・ジョン・ブラウン(アメリカ/FR:642)と対戦する。ちなみにブラウンは、1993年のナインボール世界女王で、当時のアメリカを代表する人気プレイヤーだったレジェンドの1人だ。
4時からの回転には、今シーズンもすでに国内2勝を挙げ絶対的な強さを見せている河原が登場し、アナ・グラディシュニク(スロベニア/FR:675)と、6時からは5月に開催されたWPBAツアー第2戦『2025 WPBA OLHAUSEN RAXX MEZZ INVITATIONAL』(アメリカ・ニューヨーク州)でベスト16入りしている村松がキャロリン・パオ(アメリカ/FR:641)との1回戦に臨む。
最終回転となる8時からは、3月開催の『Kamui LAS VEGAS WOMEN’S OPEN』(アメリカ・ネバダ州開催)でベスト16入りを果たし、国内では未勝利ながら安定した戦いぶり見せてJPBA女子ランキングも5位まで上げてきている谷が、クリスティーナ・ズラテバ(ブルガリア)と対戦する。

谷は大会サイドからライジング・スターの1人として紹介されている
大会初日は32試合の1回戦のみで、2日目以降に勝者側、敗者側の戦いが進められ、大会3日目の現地4日にベスト16が出揃う予定となっている。
写真提供:WPBA
大会ライブ配信:Women’s Professional Billiard Association
大会情報(トーナメント表、ライブスコア等):DIGITAL POOL