大井直幸がベスト64進出、決勝トーナメント1回戦は20時から
UK OPEN POOL CHAMPIONSHIP@イギリス・テルフォード

大井直幸は敗者側最終戦に勝ってベスト64入り
5月11日(日)までの6日間の日程で開催中のWPA公認として初開催となる賞金総額200,000ドル、優勝賞金40,000ドルのwnt.メジャーイベント『UK OPEN POOL CHAMPIONSHIP』(UKオープン)。現地8日に大会3日目を終え、決勝トーナメントを戦うベスト64が決定した。
この大会に日本から参戦している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属で、wnt.ランキング21位の大井直幸、ジュリアン・セラディラ(FR:759)と、大井と同じくwnt.プロでもあるランキング149位の吉岡正登(FR:755)も、大会3日目にベスト64入りをかけた戦いに臨んだ。
まず、日本時間8日18時に8ラック先取の敗者側3回戦に登場したセラディラは、wnt.ランキング153位のシモン・クラル(ポーランド/FR:778)と対戦したが、4-8で敗れ97位タイでフィニッシュ。しかし今大会は1回戦でランキング48位のクレディオ・カチ(アルバニア/FR:807)を破る素晴らしいプレーも見せた。

セラディラは健闘したが今回はベスト64に届かず
セラディラと同様敗者側に回っていた吉岡の3回戦の相手はランキング59位のエリオット・サンダーソン(イギリス/FR:759)。この試合は先に5-7とリーチをかけられる苦しい展開から、1ラックを奪った後に2連続マスワリを決め逆転で勝利し、ベスト64まであと1勝に迫る。
9ラック先取となった9日1時30分からの敗者側最終戦、吉岡はベトナムのエース、ズン・クォック・ホアン(FR:814)と対戦。この試合、吉岡は序盤からリードする場面もあったが惜しくも6-9で敗れ、65位タイでのフィニッシュとなった。
唯一勝者側を勝ち進んでいた大井は、8日19時30分からwnt.ランキング71位のヤニ・ウスキ(フィンランド/FR:788)との勝者側最終戦に臨み、この試合を7-9で落とし敗者側最終戦に回る。しかし、 張翼(台湾/FR:730)とのサバイバルマッチを9-6で制してwnt.メジャー2戦連続の決勝トーナメント進出を果たした。

この後、大会はいよいよノックアウトステージに突入。10ラック先取となる決勝トーナメント1回戦(ベスト64戦)、大井の相手はファン・カルロス・エスポジート(スペイン/FR:762)でここで勝利すれば、2回戦は台頭著しいポーランドのエース、ヴォイチェフ・シェブチック(ポーランド/FR:824)と、スコティッシュオープンで対戦し、ベスト16入りを阻まれた相手でもあるランキング87位のヤン・ファン・リーロプ(オランダ/FR:778)戦の勝者と対戦する。
写真提供:Matchroom Pool
大会情報:wnt. Live Scores(要無料登録)
大会ライブ配信1:wnt.tv(有料)