男子エイトボール世界王者は、シンガポールのアロイシウス・ヤップ
ST LOUIS 2026情報⑨〜男子エイトボール世界選手権 & セントルイス女子オープン〜
WPAランキング戦はヤップとジャスミン・オーシャンが制した
8日間にわたってWPA公認の『2026 YALIN WPA MEN’S 8-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(男子エイトボール世界選手権)、『SEYBERTS ST LOUIS WOMEN’S OPEN』(セントルイス女子オープン)を含む4イベントが開催されたPBS『ST LOUIS 2026』(セントルイス2026)の全日程が終了し、男子エイトボール世界選手権ではアロイシウス・ヤップ(シンガポール/FR:839)が、セントルイス女子オープンではジャスミン・オーシャン(オーストリア/FR:757)がタイトルを獲得した。
●男子エイトボール世界選手権準決勝
フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:845) vs アルビン・オーシャン(オーストリア/FR:832)
アロイシウス・ヤップ(シンガポール/FR:839) vs ヴィクター・ジーリンスキー(FR:827)
(※ジーリンスキーは本人の意志により国籍なしで参加)
●セントルイス女子オープン準決勝
ブリタニー・ブライアント(カナダ/FR:679) vs ジャスミン・オーシャン(オーストリア/FR:757)
付小芳(中国/FR:755) vs クリスティーナ・ズラテバ(ブルガリア/FR:704)
大会最終日は上の組み合わせとなった準決勝からスタートし、ヤップ、フランシスコ・サンチェスルイス、オーシャン、付小芳が決勝に進出。まず日本時間9日(木)4時30分からはセントルイス女子オープン決勝が行われ、付小芳に第1セットを3-4で奪われたところから、4-0、4-2と2セットを連取したオーシャンが、PBSトーナメントを初めて制し、優勝賞金27,000ドル(約427万円)をその手にした。
オーシャンはPBSイベント初優勝
準優勝:付小芳
女子準決勝【ブライアント vs オーシャン】、男子準決勝【サンチェスルイス vs オーシャン】、女子決勝【オーシャン vs 付】(Pro Billiard TVより)
引き続きイベントのファイナルマッチとして行われた男子エイトボール世界選手権決勝、2022年以来となる2度目の優勝を目指すサンチェスルイスと、wnt.メジャータイトルを多数獲得しているものの、WPA公認の世界選手権にはまだ勝利していないヤップによる10ラック先取の戦いは、サンチェスルイスのノーインから素晴らしい取り切りを見せたヤップが先制。
ここからヤップが2連続マスワリで3-0。第4ラックでヤップのブレイクノーインからサンチェスルイスがランアウトを果たして1点を返すが、次ラックのサンチェスルイスのブレイクがノーインに終わると、ヤップがランアウトで4-1と、互いにノーミスながら、ブレイクの差がそのまま点差に現れる。しかし第6ラックでヤップに初めてシュートミスが出て、ここを捉えたサンチェスルイスが1点を返すとさらに次ラックのマスワリで3-4とする。
男子決勝【ヤップ vs オーシャン】(Pro Billiard TVより)
世界王者を争うにふさわしい締まった展開となった戦いは、ここを取れば追いつく第8ラックのサンチェスルイスのブレイクがまたもノーインの終わったところから一気に動く。まずはこのラックを取り切ったヤップが5-3とすると、次ラックのマスワリで6-3。さらにヤップのノーインでチャンスを得たサンチェスルイスがこの試合初のシュートミスを犯し、ヤップが7-3として、ここから2連続マスワリで一気にリーチをかける。
準優勝:フランシスコ・サンチェスルイス
後のなくなったサンチェスルイスは、ヤップのシュートミスからセーフティでチャンスを得て第13ラックを取って4-9とするが、第14ラックのハードブレイクがまたもノーイン。ここから正確なショットと手球のコントロールでしっかりと取り切ったヤップが10-4で初の世界選手権タイトルとともに、90,000ドル(約1,430万円)を獲得した。
写真提供:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会アーカイブ動画:Pro Billiard TV
大会情報:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES












