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河原千尋がベスト16進出まであと1勝

2025.12.19

2025 KAMUI WPA WOMEN’S 9-BALL WORLD CHAMPIONSHIP@アメリカ・フロリダ州

左上から時計回りに、河原、栗林、平口、村松、谷、小西

現地18日(木)、今年最後のWPA公認の世界タイトル戦『2025 KAMUI WPA WOMEN’S 9-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(女子ナインボール世界選手権)がスタートした。

この大会には世界28ヵ国から64名のトッププレイヤーが出場し、日本からは『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の河原千尋(FR:753)、栗林美幸(FR:699)、平口結貴(FR:716)、小西さみあ(FR:682)、谷みいな(FR:685)、村松さくら(FR:685)の6名が参戦。大会初日の現地18日(木)にダブルイリミネーションによる予選ラウンドの戦いに臨んだ。

※は信頼性不足

2セット先取(1セット4ラック先取)で行われた日本時間19日(金)1時からの1回戦、小西がソレダード・アヤラ(アルゼンチン/FR:671)を2-1(4-3、3-4、4-2)で下したが、平口が王婉菱(台湾/FR:730)に0-2(0-4、3-4)で敗れ敗者側に回る。

続いて2時30分からの回転では、河原がケイリー・マッキントッシュ(アメリカ/FR:667)、村松がアシュリー・ライス(FR:586)、谷がマルガリータ・フェフィロヴァ(AIN/FR:737)、栗林がクリスティーナ・トカチ(AIN/FR:746)と対戦(※AINは中立的立場の個人資格選手。ともに国籍はロシア)。

ここで河原が第1セットを奪われたものの、その後の2セットを連取して勝利(1-4、4-3、4-1)し、村松も1-1からの第3セットを4-0で取って2回戦に進出(4-2、3-4、4-0)。しかし、アメリカを拠点とする強敵との戦いとなった栗林と谷がそれぞれ0-2(2-4、2-4)、1-2(4-1、1-4、1-4)で敗れ、JPBA勢3名が敗者側1回戦からの勝ち上がりを目指すこととなった。

村松は台湾の魏子茜に敗れたものの敗者側1回戦で勝利して大会2日目に進んだ

この後行われた2回戦(勝者側1回戦)では、河原がブリタニー・ブライアント(カナダ/FR:679)を2-1(4-0、2-4、4-0)で下し、勝てばベスト16進出となる3回戦(勝者側最終戦)へ進んだが、小西がナインボールとテンボール、2つの世界タイトルを持つワールドトップスターの1人ケリー・フィッシャー(イギリス/FR:761)に0-2(1-4、1-4)、村松も現在WPA女子ランキング2位の魏子茜(台湾/FR:755)に0-2(2-4、1-4)で敗れて敗者側2回戦に回ることとなった。

大会初日の最終となった敗者側1回戦、ここで負ければ大会終了となる局面、栗林がアレクサンドラ・グレイコヴァ(AIN/FR:631)、平口がスーザン・ウィリアムズ(アメリカ/FR:581)に勝利して大会2日目に進んだが、谷がイム・ユンミ(韓国/FR:698)に1-2で敗れ49位タイでフィールドを後にすることとなった。

大会2日目は、日本時間19日(金)23時からの敗者側2回戦からスタートし、栗林がディフェンディングチャンピオンのルビレン・アミット(フィリピン/FR:774)、平口がレナ・プリムス(オーストリア/FR:641)、小西が谷を下したイム、村松は今年初開催された女子エイトボール世界選手権で初代女王となったWPA女子ランキング1位のジャスミン・オーシャン(オーストリア/FR:759)と対戦。続いて3時30分からは、河原が勝者側からの決勝トーナメント進出をかけてクリスティーナ・ズラテバ(ブルガリア/FR:701)と対戦する。

なお、ノンランキングイベントの『2025 JAX MIXED DOUBLES OPEN』(ミックスダブルスオープン)にアメリカのブレイン・バーカス(FR:717)とのペアで唯一参戦していた村松は、現地18日の1回戦とその後の敗者側1回戦に敗れ、25位タイでトーナメントを終えている。

写真提供: PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会情報:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会ライブ配信:Pro Billiard TV

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