日本最高峰のビリヤードトーナメント、男女ベスト4が出揃う
寬仁親王牌 第58回全日本選手権国際オープン@尼崎・あましんアルカイックホール・オクト
いよいよクライマックスを迎えたWPA/ACBS公認のランキングイベントであり、『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)と『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催する、国内最高峰のビリヤードトーナメント『寬仁親王牌 第58回全日本選手権国際オープン』。23日(日)10時から男子テンボール、女子ナインボールの準々決勝が行われ、ベスト4が出揃った。
まず11ラック先取となった男子テンボール、JPBA勢で唯一準々決勝に進んでいた栗林達(FR:767)は今大会優勝最有力候補のフィリピンのヨハン・チュア(FR:836)と対戦。この試合栗林の3-1と序盤リードから競り合う展開となり、中盤以降を制したチュアが9-5とリード。栗林もここから何とか1点を返したが、続く2ラックをチュアが取り、11-6として大会3勝目に向け準決勝に進んだ。その他フィリピン vs 台湾対決となった3試合はカイル・アモロト(FR:806)、アントニオ・リニング(FR:796)、ロメル・サントス(FR:769)が勝利し、ベスト4全てがフィリピン勢となった。
●男子テンボール5位タイ
栗林達
張玉龍(台湾)
張聖毅(台湾)
許睿安(台湾)
一方、JPBA勢5名が挑んだ9ラック先取の女子ナインボール。ここまで順調に勝ち上がってきた優勝候補筆頭の河原千尋(FR:753)だったが謝喻雯(台湾/FR:688)との対戦で後半走られ4-9で敗戦。
残るJPBA勢はランキング3位の平口結貴(FR:716)vs 5位の小西さみあ(FR:684)、ランキング9位同士の曽根恭子(FR:678) vs 髙田奈実(FR:630)の対決となり、髙田がヒルヒルの激戦でワンチャンスを活かして勝利。その後小西が6-0リードから平口の反撃に遭いながらも最後は9-6で勝利して、ともに初めてのベスト4入りを果たした。
●女子ナインボール5位タイ
河原千尋
平口結貴
曽根恭子
施宇芉(台湾)
この後男女準決勝は以下の組み合わせで13時にスタートの予定となっている。
カイル・アモロト(FR:806) vs アントニオ・リニング(FR:796)
ヨハン・チュア(FR:836)vs ロメル・サントス(FR:769)
小西さみあ(FR:684)vs 謝喻雯(FR:688)
髙田奈実(FR:630) vs 柳信美(FR:698)
大会ライブ配信:JPBA YouTube
大会ライブスコア:All Japan Championship 2025












