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64名による女子ナインボールがスタート

2025.11.21

寬仁親王牌 第58回全日本選手権国際オープン@尼崎・あましんアルカイックホール・オクト

優勝候補筆頭の河原千尋は好発進

2025年シーズンのクライマックスとなる、国内最高峰のビリヤードトーナメント『寬仁親王牌 第58回全日本選手権国際オープン』。WPA/ACBS公認のランキングイベントであり、『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)と『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催するこの大会は、男子テンボール、女子ナインボールの2カテゴリーで開催される。

19日(水)にスタートした男子テンボールに続き、21日(金)に女子ナインボールが開幕した。今回の日本最高峰バトルには、JPBAプロ40名、アマ12名、海外勢12名の計64名が出場。海外勢の内訳は、台湾8名、インドネシア2名、オーストリアとシンガポールが各1名となっている。

女子初日、12時の時点で16名×4組に分かれた7ラック先取、ダブルイリミネーションの予選・1回戦が進行中。10時からの第1回転には、今大会優勝候補筆頭でJPBA女子ランキング1位の河原千尋(FR:753)、ランキング2位の栗林美幸(FR:699)らが登場し、それぞれ勝利して勝てば決勝トーナメント進出となる2回戦(勝者側最終戦)に進出。

ランキング2位の栗林も順当に勝利

その他JPBAトップランカー勢では、ランキング7位で昨年大会ベスト8の成績を残している谷みいな(FR:681)も勝利。また海外勢では今大会を3度制している台湾女子レジェンド、柳信美(台湾/FR:698)、同じく謝喻雯(台湾/FR:688)、オーストリアのアンナ・リーグラー(FR:624※信頼性不足)らが勝利を上げている。

アメリカ遠征帰りの谷も1回戦に勝利

柳信美は女子ナインボール世界選手権も2度制覇している

今回で2度目の全日本参戦となるリーグラー

その一方で、今大会4度の優勝を誇る梶谷景美(FR:666)が浜西由紀子(FR:663)に、ランキング7位の久保田知子(FR:662)が、16日に行われた『全日本学生9ボール選手権』の高校・大学の部にも出場した合田琉花アマ(FR:526※信頼性不足)に敗れ敗者側に回っている。

浜西は梶谷を7-1で下す好発進

合田アマは大舞台でJPBAトップランカーを下す大金星を挙げた

女子ナインボール初日はこの後、引き続き13時から1回戦の残り16試合が行われ、男子テンボールの決勝トーナメント1回戦(ベスト64戦)の後半16試合を挟んだ後、敗者側1回戦、そして2回戦(勝者側最終戦)が行われ、まずは16名の決勝トーナメント進出者が決定する。

写真提供:On the hill!
大会ライブ配信:JPBA YouTube
大会ライブスコア:All Japan Championship 2025

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