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女子ナインボール世界選手権を含むWPA公認の3トーナメントが終了

2025.12.22

2025 JACKSONVILLE@アメリカ・フロリダ州

女子ナインボール世界選手権を制したのは韓国のエース、ソ・ソア

現地16日(火)にスタートした、WPA公認の3トーナメントがパッケージとなった『2025 JACKSONVILLE』が現地21日(日)に最終日を迎え、メインイベントの『2025 KAMUI WPA WOMEN’S 9-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(女子ナインボール世界選手権)、『JAX MEN’S OPEN』(ジャックス男子オープン)の決勝戦が行われた。

女子ナインボール世界選手権では韓国のエース、ソ・ソア(FR:758)が昨年の女子テンボール女王のクリスティーナ・トカチ(AIN/FR:746)下して自身初の世界選手権タイトルを獲得。男子オープンではFR世界ナンバー1プレイヤーでもあるジョシュア・フィラー(ドイツ/FR:857)が、ロビー・カピト(香港/FR:817)を破り優勝を果たした。

男子オープンはフィラーがシーズン最後を飾る勝利

女子ナインボール世界選手権に出場し、昨年大会に続いて決勝トーナメント進出を果たしていた河原千尋(FR:753)は、20日(土)の1回戦(ベスト16戦)で中国の付小芳(FR:754)とのファイナルセットにもつれ込む激戦を演じたが、惜しくもセットカウント2-3で敗れて、今回は9位タイで大会を終えている。

女子ナインボール世界選手権9位タイ:河原千尋

なお、20日(土)に一足早く決勝戦を迎えた『JAX MIXED DOUBLES OPEN』(ミックスダブルスオープン)では、ヘスス・アテンシオ(ベネズエラ/FR:797)& アリソン・フィッシャー (アメリカ/FR:742)ペアが、コンラッド・ユスチシュン(ポーランド/FR:800) & 周婕妤(台湾/FR:774)ペアを下して優勝を果たしている。

世界のレジェンドプレイヤーの1人であるフィッシャー(右)は、女子ナインボール世界選手権でも3位タイに入賞

WPAが公認し、PBSが運営の主体となる2025年のシリーズ戦は本イベントで終了となったが、すでにPBSは来年のシリーズイベントの日程、開催地を発表しており、それによると開催数、賞金総額ともに今年を上回るレベルとなっており、ワールドプールシーンの盛り上がりは来年もさらに加速することが予想される。

来年のイベントシリーズは年間8戦を予定

写真提供: PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会情報:PREDATOR PRO BILLIARD SERIES
大会アーカイブ動画:Pro Billiard TV

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