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タイトル獲得に向けた大井直幸の準決勝は16時スタート

2025.11.02

QATAR WORLD CUP 10-BALL 2025@カタール・ドーハ

WPA/ACBS公認、賞金総額45万ドル、優勝賞金10万ドルのビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2025』(カタールワールドカップ)が本日最終日を迎える。

日本から出場中の『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属プロ4名のうち、ただ1人ベスト16に進出していた大井直幸(FR:824)は、1日(土)にタイトル獲得に向けた戦いに臨み、決勝トーナメント3回戦(ベスト16戦)と準々決勝に勝利して、WPA公認のインターナショナルトーナメントでは、昨年の『チャイナオープン』以来のベスト4に進出した。

まず日本時間1日16時からの3回戦でウール・トゥルク(ドイツ/FR:735)と対戦した大井は、序盤3-3からトゥルクの⑤シュートミスを捉えて4-3とすると、相手のブレイクスクラッチからのランアウトで5-3、トゥルクの①セーフティをキックショットインで返して6-3と一気にリードを広げる。

さらにここからも効果的なセーフティ、大胆な攻めで得点を重ね、第13ラックではこの試合初のマスワリを決めて10-3とすると、最終となった第14ラックでは、①セーフティからオープンな配置を得て11-3。2-3から9連取の快勝でベスト8進出を決めた。

大井 vs トゥルク(YouTubeチャンネル『Qatar Billiard Sports Federation』より)

続いて20時から行われた準々決勝で大井は、フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:845)を下して勝ち上がってきた、トビアス・ボンガーズ(ドイツ/FR:795)と対戦。

この試合は自らのミスで0-2スタートとなったものの、ここからの3連取で逆転すると3-3となった第7ラックでのボンガースの①ミスを捉えて4-3。次ラックでは①でのセーフティ戦を制し、さらに第8ラックのマスワリで6-3とリードを広げる。

ボンガースもここから1点を返すが、追い上げたい展開の中、次ラックの⑥シュートミスで大井の7-4。これ以上引き離されたくないボンガースが第12ラックのマスワリで5-7とするが、第14ラックでマスワリを返した大井がここから第16ラックでの連続マスワリを含めて一気に4連取を果たし11-5で勝利した。

大井 vs ボンガース(YouTubeチャンネル『NAOYUKI OI 大井直幸のゼロワンチャンネル』より)

大井の準決勝は日本時間2日(日)16時にスタート予定で、相手となるのはシモン・クラル(ポーランド/FR:789)。この試合に勝利すれば、21時にスタートする優勝賞金10万ドルをかけた戦いは、予選ラウンドで一度敗れているジョナス・マグパンタイ(フィリピン/FR:820) vs 今シーズンブレイクを果たしたモリッツ・ノイハウゼン(ドイツ/FR:817)の勝者となる。

写真提供:Qatar Billiards & Snooker Federation
大会情報:Qatar Billiard Sports Federation
大会ライブ配信:Qatar Billiard Sports Federation

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