大井直幸、ベスト8進出をかけた戦いは16時から
QATAR WORLD CUP 10-BALL 2025@カタール・ドーハ
28日(火)にスタートしたWPA/、ACBS公認、賞金総額45万ドル、優勝賞金10万ドルのビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2025』(カタールワールドカップ)。大会4日目の31日(金)に決勝トーナメント1回戦(ベスト64戦)と2回戦(ベスト32戦)の計32試合が行われ、優勝を争うベスト16が出揃った。
この大会に日本から出場中の『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の大井直幸(FR:824)は、この日の19時からの1回戦でモハンマド・アリ・ベルジャウイ(レバノン/FR:731)と対戦。
大井のブレイクでスタートしたこの試合は、2-0と先行した大井に対し、ベルジャウイも粘って第7ラックを終わって大井の4-3リード。第8ラック、ベルジャウイのブレイクノーインからランアウトを果たした大井が5-3とすると、相手のミスを捉えて8-3までリードを広げる。
ベルジャウイもここから自分のブレイクターンで連続マスワリを見せるが、第15ラックでは大井がこの試合初のマスワリで10-5とリーチ。最終となった第16ラックでは①でのセーフティ戦を制した大井がゲームボールを沈めベスト32に進出した。
大井 vs ベルジャウイ(YouTubeチャンネル『NAOYUKI OI 大井直幸のゼロワンチャンネル』より)
この日の最終となった22時からの2回戦で大井は許睿安(台湾/FR:801)と対戦。この試合は①を巡るセーフティ戦から先制した大井が、許のノーインからのランアウト、次ラックでのマスワリで3-0スタート。
1点を返された後の第5ラックもマスワリで4-1とリードを広げた大井だったが、ここから許も粘り強く反撃し、試合中盤で5-5に追いつくとここからは互いに点を取り合い7-7となって試合は終盤戦へ。そして長い攻防となった第15ラックで大井が⑤-⑨コンビをミスして許が8-7とこの試合初めてのリードを奪う。
しかし第16ラック、許に大事なところで⑧ミスが出て8-8とした大井が、第17ラックでは⑨をミスしたものの許もこれを決めきれず9-8とする。第18ラックでは許のブレイクがノーインとなりここからきっちりランアウトを果たした大井がリーチをかけると、第19ラックでは大井の①ミスからの攻防で許のジャンプショットがファウルとなり、残りを慎重に捌いた大井が11-8で勝利しベスト16進出を決めた。
大井 vs 許(YouTubeチャンネル『NAOYUKI OI 大井直幸のゼロワンチャンネル』より)
大会5日目の11月1日(土)は決勝トーナメント3回戦(ベスト16戦)と準々決勝が行われ、大井はまず日本時間16時からウール・トゥルク(ドイツ/FR:735)と対戦し、この試合に勝利すれば、20時からの準々決勝でトビアス・ボンガーズ(ドイツ/FR:795) vs フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:845)とベスト4進出をかけて戦う。
写真提供:Qatar Billiards & Snooker Federation
大会情報:Qatar Billiard Sports Federation
大会ライブ配信:Qatar Billiard Sports Federation












