JPBA勢4名が敗者側からのベスト64進出を目指す
QATAR WORLD CUP 10-BALL 2025@カタール・ドーハ
28日(火)にスタートしたWPA/ACBS公認、賞金総額45万ドル、優勝賞金10万ドルのビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2025』(カタールワールドカップ)の大会3日目がスタートした。
128名によって争われるトーナメントは、ダブルイリミネーション、9ラック先取の予選ラウンドから64名が決勝トーナメントに進むフォーマットで、シングルイリミネーションとなる決勝トーナメントは、準決勝までが11ラック、決勝が13ラック先取で行われる。
FargoRateによる今大会のHFSは827.5
今大会には『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)から土方隼斗(FR:805)、大井直幸(FR:824)、赤狩山幸男(FR:767)、ジュリアン・セラディラ(FR:764)の4名が出場。
28日の大会初日には1回戦が行われ、日本時間18時30分から回転で大井がハムザ・アルサイード(エリトリア/FR:725)を9-4、その後21時からの回転では赤狩山がハリド・アル・ザルーニ(アラブ首長国連邦/FR:不明)を9-4で下したが、セラディラがヨハン・チュア(フィリピン/FR:837)に5-9、23時30分の回転で土方がリワー・シャキール(イラク/FR:738※信頼性不足)に8-9で敗れて敗者側1回戦に回った。
明けて大会2日目には、勝てばベスト64進出となる2回戦(勝者側最終戦)と敗者側1回戦が行われ、セラディラがミハウ・ムクレヴィチ(ポーランド/FR:752)を9-3、土方がウェサム・ハマム(エジプト/FR:686)を9-6で下して敗者側2回戦(敗者側最終戦)に進出。
今回大井は敗者側からのベスト64入りを狙う
勝者側からのベスト64進出を狙った大井と赤狩山は、それぞれジョナス・マグパンタイ(フィリピン/FR:819)、ジョシュア・フィラー(ドイツ/FR:858)に敗れてJPBA勢4名全てが敗者側からのベスト64進出を目指すこととなった。
大会3日目の敗者側最終戦は日本時間16時と18時30分の2回転で行われる予定で、まずは16時から赤狩山がハムザ・アルサイード(エリトリア/FR:725)と、その後18時30分からは、土方がマイケル・ジョルジュ(Neutral/FR:802)、大井がハリド・アル・ザルーニ(アラブ首長国連邦/FR:不明)、セラディラがヤロスラフ・ポラック(スロバキア/FR:729)と対戦する。
※は信頼性不足。「Neutral」は個人資格選手
なお、勝者側からベスト64進出を決めたのは上の32名で、前回大会優勝のダニエル・マシオル(ポーランド/FR:816)は2連敗で大会終了、その他、wntランキング1位のフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:848)、シェーン・バンボーニング(アメリカ/FR:846)、フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:845)、ジェイソン・ショウ(イギリス/FR:834)らのトップランカーも敗者側最終戦に回っている。
写真提供:Qatar Billiards & Snooker Federation
大会情報:Qatar Billiard Sports Federation
大会ライブ配信:Qatar Billiard Sports Federation












