WPA公認のビッグイベント、ステージ1がスタート
QATAR WORLD CUP 10-BALL 2025@カタール・ドーハ
23日(木)、カタール・ドーハを舞台にしたWPA/ACBS公認のビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2025』(カタールワールドカップ)の本戦であるステージ2を前に、16名の本戦進出枠をかけたステージ1がスタートした。
ACBS傘下の『Qatar Billiard Sports Federation』(QBSF)が主催するこの大会は今年で2回目を迎え、初回同様、総額45万ドル、優勝10万ドルというWPA公認イベントにおける最高の賞金額となっている。
23日〜27日までの5日間の日程で行われるステージ1は、128名枠で争われるシングルイリミネーション、7ラック先取による1stチャンス〜4thチャンスまでの計4回のトーナメントで、ここから毎回4名、計16名がステージ2に進むフォーマットとなっている。
このステージ1には日本から『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の田代亮太(FR:716)と安形泰宏アマ(FR:603)の2名が出場中で、両者ともに1stチャンスは2回戦で敗れ、日本時間24日18時30分スタート予定の2ndチャンス以降での本戦進出を目指す。なお、1stチャンスで本戦出場を決めたのは、アシス・タディク(FR:789)、オリバー・ビジャフェルテ(FR:813)、マーク・エスティオラ(FR:778)、カイル・アモロト(FR:803)と全てフィリピン勢となっている。
会場となっている『Ezdan Palace Hotel』
28日(火)からスタートする本戦・ステージ2は、128名によって争われ、その予選ラウンドは、ダブルイリミネーション、9ラック先取で、ここから64名が決勝トーナメントに進むフォーマット。シングルイリミネーションとなる決勝トーナメントは、準決勝までが11ラック、決勝が13ラック先取で行われる。
現在ステージ2の出場者は1stチャンスを通過した4名を加えて115名で、WPAランキングトップのアレックス・カザキス(ギリシャ/FR:824)を筆頭にしたWPAトップランカーが揃い、JPBAからは土方隼斗(FR:805)、大井直幸(FR:824)、そして2011年にここドーハでナインボール世界王者となった赤狩山幸男(FR:767)、そして19日のグランプリイースト第5戦で優勝を飾ったばかりのジュリアン・セラディラ(FR:764)の4名がエントリーしている。
写真提供:Qatar Billiards & Snooker Federation
大会情報:Qatar Billiard Sports Federation
大会ライブ配信:Qatar Billiard Sports Federation












