土方隼斗がベスト16進出、ジュリアン・セラディラは17位タイ
2025 YALIN WPA MEN’S 8-BALL WORLD CHAMPIONSHIP@インドネシア・バリ

9日(木)に開幕したインドネシア・バリで戦われる3つの世界タイトル戦のメインイベントであるWPA公認の『2025 YALIN WPA MEN’S 8-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(男子エイトボール世界選手権)が大会4日目を迎え、32名による決勝トーナメントがスタートした。
11日に行われたダブルイリミネーションのステージ1最終日、日本から参戦している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の土方隼斗、大井直幸、杉山功起、ジュリアン・セラディラの4名のうち、土方、セラディラの2名が勝者側からベスト32進出。
敗者側からの勝ち上がりを目指していた大井、杉山は敗者側最終戦まで勝ち進んだが、ここで大井がオリバー・ジェイ・ビジャフエルテ(フィリピン/FR:815)に7-8、杉山がシモン・クラル(ポーランド/FR:788)に6-8で敗れて33位タイで大会終了となった。
明けて日本時間12日11時からスタートした10ラック先取の決勝トーナメント1回戦(ベスト32戦)で、土方がルカ・メン(ドイツ/FR:772)、セラディラがジェネシス・オウアノ(フィリピン/FR:766)と対戦。
まず土方 vs メンの対戦は序盤から互いにポイントを取り合う競った展開となり、第14ラックを終えて7-7で終盤戦に突入したが、ここから一気に3点を連取した土方が勝ってベスト16へ。この後15時から行われる2回戦でアメリカのエース、シェーン・バンボーニング(FR:846)と対戦する。

一方セラディラは、中盤にかけてリードを広げられオウアノに先に9-6とリーチをかけられる展開となり、ここから1点を返したものの届かず7-10で敗れ、17位タイで大会を終えることとなった。
大会4日目はこの後日本時間19時スタート予定の準々決勝までが行われベスト4が決定し、最終日は準決勝2試合と決勝戦の3試合が予定されている。
大会ライブ配信:Pro Billiard TV
大会情報:2025 YALIN WPA MEN’S 8-BALL WORLD CHAMPIONSHIP