土方隼斗、ジュリアン・セラディラがベスト32進出まであと1勝
2025 YALIN WPA MEN’S 8-BALL WORLD CHAMPIONSHIP@インドネシア・バリ

9日(木)に開幕したインドネシア・バリで戦われる3つの世界タイトル戦のメインイベントであるWPA公認の『2025 YALIN WPA MEN’S 8-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(男子エイトボール世界選手権)。日本時間18時の時点で大会2日目、ダブルイリミネーションのステージ1が進行中だ。
FargoRate世界トップのジョシュア・フィラー(ドイツ/FR:858)を筆頭にワールドトップスターも多数参戦している今大会には『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の土方隼斗(FR:802)、大井直幸(FR:824)、杉山功起(FR:759)、ジュリアン・セラディラ(FR:762)の4名が参戦。それぞれがベスト32進出に向けた戦いを進めている。

まず大会初日、既報の通り杉山が1回戦で接戦を落として敗者側に回ったところからスタートしたJPBA勢。その後はWPAランキングシードで2回戦(勝者側1回戦)に登場した土方がステファン・カスパル(ドイツ/FR:807)に8-3で勝利して、日本時間11日16時30分からの3回戦(勝者側最終戦)でジェフリー・ゼン(インドネシア/FR:不明)とベスト32進出をかけて戦うこととなった。
この日はセラディラの1回戦も予定されていたが、相手となるクリストファー・テベス(ペルー/FR:784)が『男子テンボールダブルス選手権』のベスト4に残っていたため、この試合は10日に変更。セラディラは初日に試合がなく10日の2回戦が緒戦となる大井とともにスタートすることとなった。
明けて大会2日目、まず12時からの回転でテベスと対戦したセラディラは前半こそ競ったものの、中盤以降はポイントを重ねて8-4で勝利して2回戦に進出。続けて15時からマルコ・トイチャー(オランダ/FR:802)との対戦にも8-4で勝ち明日の3回戦にコマを進めた。セラディラの試合は土方と同じ16時30分から、相手はドイツのナンバーワンジュニアプレイヤーのフェリックス・フォーゲル(FR:768)となっている。
しかし、セラディラと同じ10日15時から、9日の1回戦で杉山を下したアブドゥラー・アレンツィ(クウェート/FR:715)と対峙した大井が、序盤の競り合いから一気に抜け出され3-7とリーチをかけられた後に3点を返したが逆転はならず6-8で敗戦。この後19時30分からの敗者側1回戦でハムカ・ジャヤ(インドネシア/FR:不明)と明日の敗者側2回戦への生き残りをかけた戦いに臨むこととなった。
なお、18時の時点で杉山 vs vs チェータン・チャブラ(インド/FR:614※信頼性不足)の敗者側1回戦が進行中で、この試合に勝てば、杉山は11日(土)14時からアムガランバータル・イェールールト(モンゴル/FR:742※信頼性不足) vs イップ・キンリン(香港/FR:764)の勝者と敗者側2回戦で対戦することになる。
大会ライブ配信:Pro Billiard TV
大会情報:2025 YALIN WPA MEN’S 8-BALL WORLD CHAMPIONSHIP