河原千尋が勝者側からベスト16進出、奥田玲生は25位タイ
2025 PREDATOR WPA WOMEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP@インドネシア・バリ

河原は韓雨を下して明日の決勝トーナメントへ
10日(金)に大会3日目を迎えた、今年のテンボール世界女王の座を争うWPA公認の『2025 PREDATOR WPA WOMEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(女子テンボール世界選手権)は、日本時間15時30分の時点でダブルイリミネーションのステージ1が進行中だ。
今大会には『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の河原千尋(FR:752)、奥田玲生(FR:673)、小西さみあ(FR:684)、村松さくら(FR:682)、谷みいな(FR:681)、平口結貴(FR:716)の6名が出場しているが、そのうち4名が9日までに敗退。この日は河原と奥田の2名がそれぞれ勝者側と敗者側での戦いに臨んだ。
日本時間12時にスタートした大会3日目、河原は勝者側からのベスト16進出をかけて、チャイナオープン決勝の相手でもあった韓雨(中国/FR:775)と、奥田は敗者側からのベスト16進出を目指し、マルガリータ・フェフィロバ(AIN/FR:736)と対戦。

AINは中立的立場の個人参加選手。※は信頼性不足
まず、ここで勝って敗者側最終戦に進みたい奥田だったが、第1セットは立ち上がりからリードを奪う展開から逆転を許し2-4とされると、第2セットはフェフィロバの勢いを止められず0-4。ベスト16進出はならず25位タイでのフィニッシュとなった。
一方、1回戦の付小芳(中国/FR:754)に続き中国トップ勢との戦いとなった河原は、韓雨を相手に第1セットを4-2として先制。第2セットは先に1-3とリーチをかけられる展開から3-3に追いついた河原だったが韓雨が最終ラックを取ってセットカウント1-1。
そして、迎えた第3セットは1点を先制した河原が韓雨にポイントを与えることなく4ラックを走り切って4-0として、ステージ1を2連勝で通過しベスト16進出を決めた。
この後トーナメントは、19時30分からステージ1最終となる敗者側最終戦が行われベスト16が全て決定。3セット先取(1セット4ラック先取)となる決勝トーナメント1回戦8試合は、日本時間明日11日(土)12時にスタートする。
大会ライブ配信:Pro Billiard TV
大会情報:2025 PREDATOR WPA WOMEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP