WPA公認、3つの世界タイトル戦は男子ダブルスからスタート
2025 PBC WPA MEN’S DOUBLES 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP@インドネシア・バリ

7日(火)、wnt.メジャーがスタートした裏で、同じアジアを舞台にしたWPA公認の世界タイトル戦3試合の緒戦、今年初の開催となる『2025 PBC WPA MEN’S DOUBLES 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(男子ダブルステンボール世界選手権』が開幕した。
賞金総額19万ドル、優勝賞金70,000ドルの今大会には、ジョシュア・フィラー(ドイツ)、シェーン・バンボーニング(アメリカ)といったワールドトップスターを含む世界24ヵ国の代表ペアが出場しており、日本からは『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の土方隼斗と大井直幸の最強ペアが参戦している。
大会は2セット先取(1セット4ラック先取)のダブルイリミネーションラウンドから8チームが3セット先取となる決勝トーナメントに進むフォーマットとなっており、今回は上の24チームのうち、8チームがシードでチームジャパンは1回戦からのスタートとなった。
日本時間12時からチームオランダと対戦したチームジャパンは、第1セットを2-4で落としたものの、第2セットを4-2で取り返して1-1とすると、2-2で迎えた第3セット・第5ラックのヨンクマンの⑤ミスからのランアウトでリーチ。ここで決めたいジャパンだったが、第6ラックのブレイクがノーインとなり、ここからしっかり取り切ったオランダが3-3としてシュートアウトに持ち込む(シュートアウトのルールはこちら)。
先攻のオランダはトイチャーが最初の2本を決め、大井が2ショット目を外しオランダの2-1、さらにプレイヤーチェンジとなったヨンクマンが3ショット目を決めて3-1とする。ここで外せば負けとなる土方のショットが外れ、チームジャパンは初戦黒星スタートとなった。
大会はこの後15時から2回戦(勝者側1回戦)が行われ、チームジャパンはその後18時からの敗者側1回戦に臨む。
ジャパン vs オランダ(YouTubeチャンネル『NAOYUKI OI 大井直幸のゼロワンチャンネル』より)
大会ライブ配信:Pro Billiard TV
大会情報:2025 PBC WPA MEN’S DOUBLES 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP