大井直幸、土方隼斗、赤狩山幸男が世界獲りに挑む
2025 PREDATOR WPA MEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP@ベトナム・ホーチミン

WPAベトナム3連戦のメインイベント、WPA公認の世界タイトル戦である『2025 PREDATOR WPA MEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(男子テンボール世界選手権)の本戦・ステージ2がいよいよ明日20日(土)に開幕する。
賞金総額25万ドル、優勝賞金70,000ドルのこの大会は、96名によるダブルイリミネーションの予選ラウンドを通じて勝者側16名、敗者側16名の計32名が決勝トーナメントに進むフォーマットとなっており、予選ラウンドが2セット先取(1セット4ラック先取)、決勝トーナメントは3セット先取で戦われる。
既報の通りこの大会には、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の大井直幸と土方隼斗の2人がWPAランキングシードで、赤狩山幸男(FR:769)が本日最終日を迎えたステージ1からの勝ち上がりを決めて出場。

※は信頼性不足
日本時間19日18時30分の段階で組み合わせ、スケジュールは発表されていないが、今年の大会には、現在最強のプレイヤーと目されるwnt.ランキング1位のフェダー・ゴースト、FargoRate世界ナンバー1のジョシュア・フィラーを筆頭にワールドトップスターがほぼ揃って参戦しており、FargoRate800オーバーも40名と最高峰のトーナメントにふさわしいメンバーとなっている。

大井直幸
その中で、先に行われたWPA公認ランキングイベント『2025 PUDONG TANGCHENG WPA 9-Ball China Open』(チャイナオープン)で5位タイに入賞した大井、同9位タイだった土方はともに、大会を前にレーティングを自己最高の数値に上げている。

土方隼斗
これまで男子テンボール世界選手権で準優勝2度(2021年、2024年)の大井、一昨年からJPBA男子ランキング1位をキープし続けながら海外戦でも着実に実績を伸ばしている土方、3名の中で唯一世界タイトル(2011年ナインボール世界選手権優勝)を持つ赤狩山。最強の3名の世界獲りへのチャレンジが間もなくスタートする。

赤狩山幸男
写真提供:WPA、PBS
大会ライブ配信:Pro Billiard TV、Box Billiards Pool Vietnam
大会情報:2025 PREDATOR WPA MEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP