赤狩山幸男が本戦進出!
QUALIFIER – 2025 PREDATOR WPA MEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP@ベトナム・ホーチミン

9月17日(水)、ホーチミンを舞台にスタートしたWPA公認の『2025 Predator WPA Men’s 10-Ball World Championship』(男子テンボール世界選手権)、その本戦であるステージ2進出をかけた最終予選のステージ1が終了し、96名で戦われるステージ2出場者の全てが決定した。
ここに日本からは『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の杉山功起(FR:760)、ジュリアン・セラディラ、赤狩山幸男、浦岡隆志(FR:718)、鈴木謙吾(FR:682)の5名と、ジャパンオープンで初のベスト16進出を果たしたばかりのトップジュニアの1人でもある織田賢人(FR:751)の計6名が出場していたが、赤狩山が見事に本戦出場枠を勝ち取った。

※は信頼性不足
大会3日目の18日、赤狩山は日本時間16時からの3回戦で勝利して、勝者側からの本戦出場枠獲得がかかった4回戦(勝者側最終戦)に進出。しかし同じ回転で3回戦に臨んだ杉山、セラディラ、鈴木、織田の4名はここで敗れて敗者側に回る。
出場枠獲得にはここから3連勝が必要となる敗者側3回戦では、20時からの回転で杉山が余豊熙(台湾/FR:759)に2-0で勝利し、織田はディン・ゴック・ズイ(ベトナム/FR:不明)に1-2で敗れて生き残りはならず。続く21時30分からの回転では、セラディラがクリストファー・アレキサンダー(イギリス/FR:587※信頼性不足)を2-0で下したが、鈴木がグエン・アイン・トゥアン(ベトナム/FR:770)に0-2で敗れて大会終了となった。
明けて最終日の19日、赤狩山の4回戦と杉山、セラディラの敗者側4回戦は12時にスタート。ここでまず赤狩山が、3回戦でセラディラを下して勝ち上がってきた王銘(中国/FR:不明)を2-1で下して本選出場を決めた。続いてセラディラがグエン・アイン・トゥアンに2-0で勝利して敗者側最終戦に進出したが、杉山はマーク・エスティオラに0-2とされここで大会終了となった。
続けて14時から行われた最終戦ではセラディラがモリッツ・ノイハウゼン(ドイツ/FR:813)、と対戦。セラディラはwnt.トップランカーを相手に健闘を見せたが0-2で敗れて本戦出場はならなかった。
明日からはいよいよ本戦であるステージ2がスタート。シードプレイヤーとしてここからの登場となる土方隼斗(FR:803)、大井直幸(FR:824)に赤狩山を加えた3名が、世界タイトルを目指す戦いに臨む。
写真提供:WPA、PBS
大会ライブ配信:Pro Billiard TV、Box Billiards Pool Vietnam
大会情報:QUALIFIER – 2025 PREDATOR WPA MEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP