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土方隼斗、大井直幸、河原千尋が決勝トーナメント1回戦に臨む

2025.09.12

2025 PUDONG TANGCHENG WPA 9-Ball China Open@中国・上海

9月10日(水)に本戦ステージ2がスタートしたWPA公認のランキングイベント『2025 PUDONG TANGCHENG WPA 9-Ball China Open』(チャイナオープン)は、11日にダブルイリミネーションの予選ラウンドを終え、男子ベスト32、女子ベスト16が出揃った。

この大会に出場している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の、土方隼斗、大井直幸、河原千尋、村松さくら(FR:682)、佐藤千晶(FR:不明)の男女計5名のうち、土方、大井、河原が予選ラウンドを突破し、大会3日目の12日に決勝トーナメント1回戦に臨む。

11日の予選ラウンド最終日、8名×8組の64名によって争われた男子は日本時間14時30分から2回戦(勝者側最終戦)が行われ、大井がアロイシウス・ヤップと対戦。この試合は序盤でリードを奪った大井をヤップが追う展開となり競り合いながら終盤を迎える。

7-7からの第15ラックを取り先にリーチをかけ、第16ラックでも①を巡るセーフティ戦からチャンスを作った大井だったが、ここで痛恨のスクラッチを犯してヤップに追いつかれる。最終となった第17ラックは大井のブレイクノーインの後にヤップが絶妙な①セーフティで大井からファウルを奪い、そのままランアウトを果たして大井の勝者側からのベスト32入りはならず。

しかし大井はその後、19時30分から行われた敗者側最終戦でディミトリオス・ルカトス(ギリシャ/FR:770)に9-2で快勝して決勝トーナメント進出を果たした。

大井がヤップに敗れた後、同じテーブルで16時30分からスタートした土方 vs トーステン・ホーマン(ドイツ/FR:793)の敗者側最終戦は、第1ラックでのホーマンの⑦ミスから先制した土方が、2-1から一気の6連取でリーチ。次ラックの⑨ミスで1点を返された土方だったが、第11ラックを取り9-2でフィニッシュしベスト32進出を決めた。

12日の男子は決勝トーナメント1回戦(ベスト32戦)から準々決勝までが行われる予定で、土方、大井ともに14時30分からの回転に登場。ここで土方がラルフ・スーケー(ドイツ/FR:796)、大井が再びヤップと対戦するが、ともに勝利すれば2回戦で2人が対決するドローとなっている。

一方、敗者側2回戦からスタートした11日の女子は、14時30分からの回転で村松がニーナ・トーヴンド(ノルウエー/FR:634)を7-2で下したが、佐藤は昨年大会優勝の韓雨に1-7で敗れ33位タイで大会終了。村松は19時30分からの敗者側3回戦でも劉夏芝(中国/FR:744)に勝利して敗者側最終戦に進出したが、ここで周婕妤に完封負けを喫して17位タイでのフィニッシュとなった。

勝者側3回戦(勝者側最終戦)に進んでいた河原は、19時30分からのゲームで蔡佩君(台湾/FR:700)に先にリーチをかけられる展開から7-6の逆転勝利を収め、2連勝でベスト16進出。12日14時30分からの決勝トーナメント1回戦(ベスト16戦)の相手は周婕妤で、ここで勝利すれば2回戦ではソ・ソア vs クリスティーナ・トカチの勝者と16時30分から対戦する。

写真提供:WPA
大会ライブ配信:WPALIVE.TV
大会情報:2025 PUDONG TANGCHENG WPA 9-Ball China Open

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