JPBA勢5名が決勝トーナメント進出を目指す
2025 PUDONG TANGCHENG WPA 9-Ball China Open@中国・上海

9月10日(水)に本戦ステージ2がスタートしたWPA公認のランキングイベント『2025 PUDONG TANGCHENG WPA 9-Ball China Open』(チャイナオープン)は、男女ともにダブルイリミネーションの予選ラウンドが進行中だ。
この大会には『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)の、土方隼斗、大井直幸、河原千尋、村松さくら(FR:682)、佐藤千晶(FR:不明)の男女計5名が出場しており、大会初日の10日、それぞれが決勝トーナメント進出に向けた戦いに臨んだ。

まず8名×8組の64名によって争われている男子、グループCの土方は日本時間10日14時30分からの1回戦でモハマド・デイダット(南アフリカ/FR:683)に9-2で勝利して2回戦(勝者側最終戦)に進出。しかし22時30分からの2回戦で地元中国の党金虎とのヒルヒル戦を落とし敗者側最終戦へ。土方は11日16時30分からベスト32進出をかけて、トーステン・ホーマン(ドイツ/FR:793)と対戦する。
10日16時30分からの回転では、グループFの大井がロビー・カピト(香港)と対戦。この試合は中盤まで競り合う展開となったが、6-6からの3連取で勝利し2回戦に進出。大井の試合は11日14時30分スタートの予定で、アロイシウス・ヤップと勝ち上がりを争う。

6名×8組の48名が出場している女子、大会初日はグループDの村松が14時30分から欧陽慧雪(中国/FR:不明)と、グループEの佐藤が16時30分からリム・ユンミ(韓国/FR:699)と対戦。ここで村松は勝利したが、佐藤が敗れて敗者側2回戦へ。村松は、この後20時30分からの2回戦で台湾のエース、周婕妤に挑んだが2-7で敗れて敗者側2回戦に回ることとなった。
1回戦シードでこの日の最終回転に登場した河原は、22時30分からの2回戦でブイ・スアン・ヴァン(ベトナム/FR:686)と対戦。1-1から3連取され1-4とリードを奪われる展開となり、一旦は先に5-6とリーチをかけられた河原。しかし、第12ラックで追いつくと、最終ラックでのブイの⑤ミスの後を取り切り7-6で3回戦(勝者側最終戦)に勝ち上がった。
11日の女子は敗者側2回戦からスタートし、14時30分から村松がニーナ・トーヴンド(ノルウエー/FR:634)と、佐藤は、2回戦で付小芳に敗れて敗者側に回ってきた昨年大会覇者の韓雨と16時30分から対戦する。勝者側からのベスト16進出を狙う河原は、19時30分からの3回戦で蔡佩君(台湾/FR:700)と対戦する。
写真提供:WPA
大会ライブ配信:WPALIVE.TV
大会情報:2025 PUDONG TANGCHENG WPA 9-Ball China Open