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wnt.ランキングイベント最多勝はゴースト & ヤップ

2025.09.01

wnt.2023_2025勝利数ランキング

最多勝はUSオープン決勝でも戦ったフェダー・ゴースト(左) & アロイシウス・ヤップ

ナインボールに特化したワールドトップスターによるトーナメントとしてすっかり定着したwnt.は、獲得賞金額によってランキングを決定しており、現在の1位は、2024年の『WORLD POOL CHAMPIONSHIP』(ナインボール世界選手権)で、WPA公認の世界選手権史上最高の優勝賞金25万ドルを獲得したフェダー・ゴーストで、長期に渡ってその座を守っている。

ワールドプールシーンで最も権威あるタイトルを獲得し、さらに最も稼いでいる男はもちろん最強と讃えられる存在だが、今回は少しだけデータを紐解いて、単純にwnt.で最も勝っている強いヤツは誰なのかを探ってみた。

2023年の助走期間を経て、2024年から本格的なワールドツアーを開始したwnt.。ランキング対象の試合は2023年がスタートで11試合、2024年には34試合、そして2025年は8月23日にアロイシウス・ヤップの優勝で幕を閉じた『US Open Pool Championship』(USオープン)までで20試合の計65試合を開催している。

その間にタイトルを獲得したのは、日本人プレイヤーで唯一wnt.で勝利を挙げている大井直幸(FR:823)を含む計33名で、そのうち複数回の優勝を果たしているのは13名。以下が勝利数ランキングで、最多勝は現在のランキングトップ2のフェダー・ゴーストとアロイシウス・ヤップの2人の6勝となった。

3位、4位には現在のフィリピン2トップ、5勝のヨハン・チュアと通算4勝で今年ナインボール世界王者となったカルロ・ビアドと、FargoRate世界ナンバーワンでビアドと同じく4勝のジョシュア・フィラーがランクイン。とここまでは現在のwnt.ランキングと同じだが、以下3勝を挙げ6位に入ったのは、wnt.ランキング8位のミッキー・クラウス、9位の柯秉逸、14位のヨナス・ソウトとなった。

ちなみに勝利数トップ5のファイナルでの勝率を見てみると、4戦4勝のカルロ・ビアドが1位、6戦5勝のチュアが2位となり、以下、5戦4勝のフィラー、9戦6勝のヤップ、10戦6勝のゴーストという結果となった。

写真提供:Matchroom Pool

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