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ワールドトップスター総合ランキング〜男子編〜

2025.08.22

トップはジョシュア・フィラー、大井直幸は16位

世界で戦う男子トッププレイヤー達、その強さを表す指標として現在主に使われることが多いのが、WPAランキングとwnt.ランキング、そしてFargoRate(以下、FR)だ。

WPAランキングは大会のグレードによって段階のあるポイント制で、wnt.ランキングは獲得賞金額によって決められ、FRはプレイヤーの対戦成績を独自のアルゴリズムで処理し、その強さを3桁の数字で表すものだ。

上は8月20日時点でのそれぞれのトップ20で、現在活躍するワールドトップスターの名が並んでいるが、ここではそのデータを使って、以下のようなWeb CUE’S独自の総合ランキングを作ってみた。

それぞれのランキングの1位を20ptとして、以下20位まで1点刻みでポイント化したこの総合ランキング、その結果1位となったのはジョシュア・フィラー。2023年から2024年にかけてのWPAとwnt.の対立期間も上手く立ち回りWPAからのペナルティを回避したことで、WPA、wnt. FRの全てで高いポイントを獲得した。

2位に入ったのは、今年のナインボール世界選手権で優勝し、WPAランキングとwnt.ランキングをともに2位へと一気にアップさせたカルロ・ビアド。そして3位にはWPAからのペナルティを受け、WPAポイントを剥奪されたものの、wnt.ランキング1位、FRが3位のポイントが大きかったフェダー・ゴーストとなった。ちなみにペナルティが解除されて以降、0ポイントからスタートしたゴーストのWPAランキングは現在21位まで上がってきている。

以下、中東圏のトーナメントのみに出場しながらもナインボール世界選手権では2年連続のハイパフォーマンスを見せているアミール・アリ以外は、WPA、wnt.の国際トーナメントのタイトルホルダーが並んでいる。その中で日本の大井直幸は、wnt.ランキングこそ現在24位とポイント圏外となったが、WPAとFRの2つでポイントを獲得して16位。

今年7月に急逝した台湾エースの一角であった張榮麟については、現在もWPAランキング、FRに名前が残っていることもあり、敬意を表し18位に名前を残した。

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