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ワールドトップスター総合ランキング〜女子編〜

2025.08.22

トップは周婕妤、河原千尋は9位

世界で戦う女子トッププレイヤー達の強さを表す指標は、男子と同じくWPAランキングとFargoRate(以下、FR)があり、現在は世界の女子トップツアーであるWPBAのランキングがある。

ここでは男子と同じく独自の総合ランキングを作ってみたが、WPBAランキングについては、すでにWPAランキングに組み込まれていることと、アメリカを拠点に活動するトップスターは恒常的に出場しているものの、アジア圏のプレイヤー達はスポット参戦にとどまっている場合が多いため、今回のデータでは取り扱わないこととした。

まずは上のデータが、8月20日時点でのWPAランキング、FRランキングのトップ20で下がそれを基にポイント化したWeb CUE’S独自の総合ランキングだ。

このデータでトップとなったのは周婕妤。2022年にテンボール、その翌年にナインボール世界女王となった台湾のエースは、その後ビッグタイトルの獲得はないものの、WPランキング、FRともに4位とハイレベルで安定した強さを見せ続けている。

2位となったのは、プール最強国フィリピンでルビレン・アミットとともに2枚看板として活躍を続けているチェスカ・センテノ。FRは最強女子プレイヤーの陳思明に次ぐ2位で大きくポイントを稼いだ。以下3位に入った魏子茜は、アメリカを拠点に活動しており、現在WPBAランキングトップで、そのポイントが反映されていることもありWPBAランキングでも1位となっている。

以下、陳思明、韓雨、王晓彤、劉莎莎といった中国勢はWPAランキング対象試合への出場数が少ないこともあり、このランキングでは得点を伸ばしていないが、FRでは圧倒的な存在感を見せている。ちなみに現時点のWPAランキングでは、陳思明が32位、韓雨が16位、劉莎莎が38位、王晓彤が49位となっている。

その中で、男女を通じて唯一の世界のトップ10に食い込んでいる河原千尋は、これまで2016年の女子ナインボール世界選手権での準優勝がキャリアハイで、世界タイトルの獲得はないものの、やはり現時点での日本ナンバーワンプレイヤーと言えるだろう。

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