優勝賞金2億円超、世界最大のビリヤードトーナメントがクライマックスへ
DUYA LEGENDS GOLDEN NINE INTERNATIONAL TOUR GLOBAL FINALS@中国・北京
決勝戦は日本でも馴染み深い鄭肖淮 vs 吳珈慶となった
6月10日(水)に地元中国プレイヤーによる予選・ステージ1がスタートしてから2週間にわたって、インターナショナルプレイヤー(台湾、マカオ、香港を含む)による予選・ステージ2、インターナショナルプレイヤー32名と中国プレイヤー32名による決勝トーナメント・ステージ3が行われてきた、優勝賞金1,000万元(約2億3,650万円)の『DUYA LEGENDS GOLDEN NINE INTERNATIONAL TOUR GLOBAL FINALS』(ゴールデンナイングローバルファイナルズ)がいよいよクライマックスを迎える。
19日(金)からスタートしたステージ3は、25日までに1回戦(ベスト64戦)から準々決勝が行われ、64名から4名に絞られ、26日(金)の準決勝でファイナリストが決定した。ちなみに現在wnt.ランキングイベント『Universal Open』(ユニバーサルオープン)に出場中のジュリアン・セラディラは、今大会でステージ3まで進み、33位タイでフィニッシュしている。
40ラック(240分打ち切り)というロングゲームで争われた準決勝に進出したのは、楚秉杰、鄭肖淮、呉珈慶、周龍の4名で、いずれもがチャイニーズプールのトップスターだ。中でも楚と鄭は別格で、楚は昨年大会を制して500万元(約1億円)を獲得したディフェンディングチャンピオンであり、2020年と2024年にはヘイボール最高峰トーナメント『ヘイボールマスターズグランドファイナル』で優勝し、この3年間で3億円以上を稼ぎ出している。
そして鄭は今年のヘイボールマスターズグランドファイナル王者で500万元を手にし、さらにゴールデンナインでも、4月に開催された『Duya Legends Golden Nine International Classic』(ゴールデンナインインターナショナルクラシック)で優勝し200万元(約4,000万円)を獲得した、今最も強いチャイニーズプールプレイヤーだ。
吳珈慶と周龍はこれまでビッグタイトル獲得はないものの、ともにチャイニーズプールのトップスターとして活躍している。まず吳は2005年、16歳にしてWPA公認のナインボールとエイトボールの世界選手権を制してワールドプールシーンにセンセーションを巻き起こした台湾出身のスターで、現在は中国籍となり2020年以降はチャイニーズプールを自身のフィールドとしている。
準決勝は楚秉杰 vs 吳珈慶、鄭肖淮 vs 周龍となった
また周は2010年代からトッププレイヤーの1人としてヘイボール、ゴールデンナインのトーナメントで活躍を続けており、昨年大会で楚に決勝で敗れたものの準優勝の成績を残し、賞金150万元(約3,300万円)を獲得している。
そんな4名による準決勝、第1試合は連覇を狙う楚 vs 吳、第2試合は鄭 vs 周。第1試合では中盤まで競り合う展開から一気にリードを奪った吳が118-84で勝利し、第2試合は鄭が大金6、小金1を含む21ラックを奪って129-89で勝利した。
これで決勝戦は、ヘイボール、ゴールデンナインのダブルタイトルを狙う鄭と、初のビッグタイトル制覇を狙う吳の対戦となった訳だが、この2人にはプールプレイヤーとして、日本で『全日本選手権』を制しているという共通点がある。吳は2007年、鄭が2019年と12年の開きはあるが、優勝した時の年齢はともに18歳だった。
早熟の天才プレイヤーとして日本のプールファンにも馴染み深い存在の2人が、ビリヤード史上最高の優勝賞金をかけて戦う決勝戦は、日本時間12時30分からの3位決定戦に続き、50ラック(300分打ち切り)のフォーマットで19時にスタートの予定だ。
●ゴールデンナインのポイント
・大金:10点(マスワリ)
・小金:7点(ブレイク側がコンビ、キャノン等で⑨を入れる・ブレイク時以外で①、⑨がテーブルに残った状態でいずれかのプレイヤーがランアウト・ブレイクエース)
・通常勝ち:4点(大金、小金以外のプレーで⑨を入れる)
・ファウルを奪う:1点
・1ラックで3回目のファウルを奪う:2点(その時点でラックは終了)













