第31回関西オープン＠玉出ビリヤードACE

1月25日～26日（土・日）の2日間、大阪府の『玉出ビリヤードACE』においてJPBAランキング対象公式戦の開幕となる『第31回関西オープン』が開催される。まずは25日の予選、複数会場でベスト16を懸けた戦いが行われる。予選は交互ブレイク、ダブルイリミネーションの7ラック先取、2次予選よりシングルの9ラック先取のフォーマット。

会場『玉出ビリヤードACE』

吉岡正登

昨年は2年連続の決勝進出を果たした栗林達と吉岡正登のファイナル。この東西対決を制したのは、劣勢をはね除けて開幕優勝を掴み取った吉岡だった。（過去記事：「吉岡正登、地元の期待に応えるV！」）その後吉岡は2019年のランキングMVPを獲得、開幕戦の重要性を語るには十分だろう。

アントニオ・リニング（写真／2019ジャパンオープン）

エントリーリスト（JPBAホームページ）に目を向けると、今年は大井直幸が海外遠征のため欠場となっているが、フィリピンからアントニオ・リニングやラミル・ガレゴが出場している。リニングと言えば、昨年の『ジャパンオープン』で3位タイ、ベスト16戦で吉岡を下している。再戦となれば、地元関西で雪辱を果たす絶好の機会となるだろう。

栗林達

この他にも、3年連続の決勝進出で3度目の正直を果たしたい栗林や、昨年3勝を上げ、全日本ではJPBA最高位・3位タイ、2019年ランキング2位の羅立文など、東の猛者達にも目が離せない。2020年を占う意味でも大事な1戦、開幕戦の栄冠は誰の手に。

写真提供／Akira TAKATA