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【第52回全日本選手権SP_Vol.2】JPBA女子トップランカー No.5

2019.11.02
JPBAランキング5位:野内麻聖美

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11月18日(月)より開催される『第52回 全日本選手権大会 寛仁親王牌』。長い1年の締めくくりである本大会は、国内で唯一にして最高峰の『SG1』グレードの大会で、頂点に立つことを誰もが一度は憧れ、夢見る舞台でもある。そこで今回は全日本の舞台で活躍が期待される男女JPBAランキングトップ5をご紹介していきたい。

9月末時点のJPBA女子ランキングで5位(1880pt)に付けているのが野内麻聖美だ。東京都出身、JPBA38期生(2004年プロデビュー)。『メガネプロ』の愛称で親しまれる野内は、プレーはもちろんのこと、国内の女子トーナメント戦では試合の合間に行われるギャラリーとプロがペアを組んで行うペアマッチトーナメントでMCを務めて会場を盛り上げるなど、多くの人から愛されている選手だ。しかし、残念ながら今シーズン限りでの現役引退を表明しており、野内にとっては今回の全日本が正真正銘、最後の大会となり、ファンにとっても『メガネプロ』のプレーを見る最後の大会となる。

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野内はペアマッチのMCとしても最後まで会場のギャラリーを楽しませた

今シーズンの主な成績は関東レディースオープン3位タイ、CPBAクイーンズ・大阪クイーンズ・全日本女子プロツアー第2戦5位タイ。優勝こそは無いものの、コンスタントに成績を残し、決勝トーナメントの常連となっていた。これまでの全日本の最高成績は14年~16年に3年連続で9位タイ。敗れた相手はいずれも海外の実力者達で、’14年は’09年、’18年の全日本選手権準優勝者であるリム・ユンミ(韓国)、’15年は’12年ナインボール世界選手権5位タイ、’13年テンボール世界選手権5位タイの成績を残したこちらも韓国のパク・ユンジ、そして’16年は3度の全日本選手権優勝、2度のナインボール世界選手権優勝、その他にも多数の国際タイトルを獲得している台湾のレジェンドである柳信美と、錚々たる選手達だった。

今年は上述したように野内にとって現役生活最後の大会となる。良い成績を残すことももちろんだが、野内にはプロとして培ってきた技術・経験のすべてを出し切り、選手生活に悔いが残らないよう、全力でプレーして最後まで大会を盛り上げてもらいたい。ぜひ当日は会場に足を運んで頂き、『メガネプロ』を見つけて声援を送って頂きたい。

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