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児童センターでビリヤード

2019.07.05

八潮児童センター

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東京都品川区『八潮児童センター』

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指導にあたった関浩一氏

6月29日(土)、東京・品川区の『八潮児童センター』にて関浩一氏による『平成&昭和 ビリヤード講座』が行われた。関氏は、『日本ビリヤード連盟(NBA)』の普及指導委員としてビリヤードの普及活動に従事する傍ら、『Alvis』のオーナー、ビギナーズトーナメント『4 Seasons Festival』の企画運営、『楽しみながら上手くなるビリヤードドリル』著書など、その活動が広く知られている。

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館内に設置されたビリヤードテーブル

『八潮児童センター』は東京都品川区に位置する児童センターで、体育館や図書館はもちろんのこと、畑で農作業体験や音楽スタジオでバンド活動など、子ども達がさまざまな体験をすることができる。館内1Fには子ども達が喜びそうな遊具の数々や珍しい魚を飼育している水槽が所狭しと並んでいたが、その中でも一際目を惹かれたのは、子ども達がケガをしないよう館内隅に設置されたビリヤードテーブルだ。

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『NBA』のテーブル貸し出しによって設置が実現

このテーブルは八潮児童センター館長が子ども達に「ビリヤードを体験してもらいたい」という思いから、NBAがそれに呼応し、貸し出すことで設置が実現した。現在このビリヤードテーブルを利用できるのは「小学5年生以上のライセンスを取得した児童」。ライセンスとは、ボランティアで指導(毎週火曜日)にあたる大人達から認定を受けることを指す。

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講習会の様子

今回行われた関氏の講習会は、2016年から毎年開催されているもので、子どもとボランティアで活動する大人双方の指導を行った。まずは基本的な道具の使い方の授業から、ダイレクトシュート、的球のシュート、ストップ・フォロー・ドローショットのレッスンと続いた。次に、参加者によりビリヤードを楽しんでもらうため、キューを使ったミニゲームやトリックショットにチャレンジし、参加した子ども達は大いに盛り上がった。

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ミニゲームで盛り上がる参加者達

最後は参加者全員で持ち球1球の「スナイパー(隠し球)」で対戦し、年の差を感じさせない「生涯スポーツ」であることを改めて感じさせるゲームとなった。この日体験した子ども達が、未来のプレイヤーとなることを願いたい。

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