JPBF2019年シーズンいよいよスタート
ランキング公式戦は1月27日から
2年振りに年間MVPとなった新井達雄
『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)の新シーズンがいよいよスタートする。昨年もポケットに引けを取らない激闘が全国各地で繰り広げられた。そんな中、ベテラン新井達雄が8度目の年間MVPを獲得し、経験値の高さを見せつけた。
まず、ランキング対象公式戦ではないが、アマチュアの参加者も多く、所属プロも多数出場する年始恒例の『第39回スリークッション短距離フェスティバル』が、東京都・新大久保の『ビリヤード小林』にて20日(日)に開催される。そして、プロランキング対象公式戦は、1月27日(日)に石川県を舞台にして今年初開催となる『第1回日本海オープン』からスタートする。
昨年の『東京オープン』優勝は韓国のキム・ヒョンコン
2月9日~10日(土日)にはこちらも同じく『ビリヤード小林』にて、『第25回東京オープン~オープン戦への挑戦~』が行われる。毎年、JPBF勢に加え、全国各地から参戦する多くのアマチュアプレイヤーと、韓国勢を迎えての大会は白熱の試合が目白押しとなっている。
前回大会は森雄介が父・森陽一郎を下して初優勝を成し遂げた
また、3月24日(日)には『第21回全日本プロバンド選手権大会』が愛知県・名古屋市で行われる。バンドゲームとは、キャロムの種目の1つで、2つ目の的球に手球をヒットさせるまでに、ワンクッション以上入れて当てれば1点が加点されていく競技。スリークッションと比べると、大きなラン(連続得点)がでることが多い種目だ。
会場となる『成増アクトホール』
5月3日~5日(金~日)には『第76回全日本スリークッション選手権大会』が東京都・成増の『成増アクトホール』にて開幕する。昨年は、新井が5度目の全日本選手権優勝を果たした。
上記の大会以外にも、まだまだ書ききれない程見逃せない試合が数多くあるJPBFのシーズン。今年は新井を筆頭に島田暁夫ら、ベテラン勢が覇権を握るのか、それともランキング2位の森雄介や3位の界敦康など、若手・中堅が躍動し、新たなスターが誕生するのか。ぜひとも選手達の戦いにアツい応援をしていただきたい。