WORLD POOL CHAMPIONSHIP@サウジアラビア・ジッダ

大井は次戦に勝てば勝者側からのベスト64進出となる

7月21日（月）、サウジアラビア・ジッダを舞台に、wnt.最高峰のプールトーナメント『WORLD POOL CHAMPIONSHIP』（ナインボール世界選手権）が開幕した。

WPA公認のランキングイベントでもある今大会は、昨年に引き続き、総額100万ドル（約1億4,700万円）、優勝25万ドル（約3,700万円）と、ワールドプールシーン最高の賞金額となっており、今年も世界44ヵ国から128名のトッププレイヤーが集結。

現在wnt.ランキングトップで、前回王者のフェダー・ゴーストを始めとしたトップランカー達の顔ぶれはまさに世界最高峰のナインボールバトルの名にふさわしく豪華で、今回の出場者中45名がFR800以上となっている。

今大会は9ラック先取、ダブルイリミネーションのステージ1から64名が決勝トーナメントに進むフォーマットで戦われており、日本から唯一出場しているwnt.ランキング20位、WPAランキング6位で『日本プロビリヤードビリヤード連盟』（JPBA）所属の大井直幸は、日本時間22日4時30分からの1回戦でアブドゥルアジズ・アルアムディ（サウジアラビア/FR：653）に9-6で勝利。

この後は現段階でスケジュールは発表されていないが、勝てば勝者側からのベスト64進出が決まる2回戦で張玉龍（台湾/FR：809）と（勝者側最終戦）と対戦する。

なお、大会初日に試合のあったトップスター勢ではゴースト、wnt.ランキング4位、WPAランキング3位でFR世界ナンバー1のジョシュア・フィラーが勝利したが、wnt.ランキング11位でアメリカのエースであるシェーン・バンボーニングが
ベトナムのルオン・ドゥック・ティエン（FR：785）に8-9で敗れる波乱も起こっている。

今大会には連続マスワリ賞として10,000ドルが用意されている

写真提供：Matchroom Pool
大会ライブ配信：wnt.tv（要登録/有料）、
大会情報（ライブスコア、トーナメント表等）：World Nineball Tour live scores（要登録/無料）