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2015.01.19 その他

ビリヤード、オリンピック競技候補となる可能性

2020年東京オリンピック

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ビリヤードがオリンピック競技候補となる可能性があることが明らかとなった


1月16日(金)、2020年の東京オリンピックに向けて公益社団法人日本ビリヤード協会(以下NBA)が競技種目入りに名乗りを上げたとの報道があった。その背景には昨年12月、国際オリンピック委員会(IOC)臨時総会で東京五輪において本来あった開催競技数の28という上限を撤廃することが決められ、また選手数10500人以内、310種目を上限として開催都市が実施競技および種目の追加を提案できるようになったということがある。

東京オリンピックにおいては野球・ソフトボール、空手、スカッシュ、ローラースケート、太極拳、スポーツクライミング、ウェークボードの7競技の中から1競技が追加されることが既に決定しており、それ以上に競技が増える可能性もある。

今月初旬、日本オリンピック委員会(JOC)は加盟団体のうちオリンピック正式種目でなく、IOCの認可を受けている国際競技団体が存在する団体に対して、その1競技に加えてさらに競技を増やすことになった場合に実施競技候補となる可能性があることを通知した。そのうちの1つがビリヤードという訳である。それに対してNBAはオリンピック競技入りに向けた活動を行う意思があることを明らかにした。以上が現在の状況である。

つまり、7競技の中からの1競技という数以上に競技が増える場合には、ビリヤードが落選した6競技・その他の競技と競技枠入りを争う可能性があるということである。

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1998年〜2010年、ビリヤードはアジア競技大会の種目でもあった(写真/NBA)

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10年は鈴木剛プロ(左)、甲斐譲二プロ(右)が金・銀メダルを獲得した(写真/NBA)


NBAでは現在、競技候補となるための活動に向けた準備を進めているとのこと。有力視されている野球・ソフトボールや空手、スカッシュ等と争ってのオリンピック競技入りは世界的な普及度なども考慮すればその可能性もあるが、現実的にかなり厳しい。しかし、NBAがJOC加盟団体としてこうした活動を進めることはビリヤード普及のための良い機会ともなるであろう。

取材協力/NBA