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大井直幸、羅立文は敗者側からの勝ち上がりを目指す

2025.08.15

BATTLE OF THE BULL@アメリカ・バージニア州

現地8月13日(水)にスタートした、wnt.アメリカ5連戦の3戦目、賞金総額70,000ドルのランキングイベント(シルバー)『BATTLE OF THE BULL』は、大会2日目を終え128名の出場者を32名に絞るダブルイリミネーションのステージ1が進行中だ。

日本からはフロリダオープンに続き『日本プロポケットビリヤード連盟』所属でwnt.プロでもある大井直幸(FR:821)と吉岡正登(FR:755)、そして羅立文(FR:802)が参戦。この日は3選手ともにステージ2進出を目指す戦いに臨んだ。

まず日本時間15日2時からの1回戦で大会初戦を迎えた大井は、ラザロ・マルティネス(アメリカ/FR:738)を9-4で下して2回戦に進出。その後4時からの回転には大会初日の1回戦に勝利していた羅が登場し、2回戦でペトリ・マコネン(フィンランド/FR:793)と対戦したが4-9で敗れて敗者側に回る。

6時からは大井の2回戦が行われたが、ここでフォン・ナム・ファム(ベトナム/FR:759)に4-9とされ、3名全てが敗者側からベスト32進出を狙う状況となった。

この日のJPBA勢最後の試合は10時からスタートした吉岡の敗者側1回戦。ここから4連勝が必要となる状況の中、シモン・クラル(ポーランド/FR:784)に6-9で敗れた吉岡は残念ながら2連敗、97位タイでフィールドを去ることとなった。

残る大井、羅は敗者側2回戦からの3連勝でベスト32入りを狙うこととなり、大井が日本時間16日0時からジョシュ・ロバーツ(アメリカ/FR:775)と戦い、ここで勝てば敗者側3回戦では吉岡を下したクラル vs ダニエル・アダムズ(アメリカ/FR:639)の勝者と対戦する。羅は4時からの回転でコスタス・クキアダス(ギリシャ/FR:744) vs ダニエル・ベイリー(FR:460※信頼性不足)の勝者と敗者側3回戦進出をかけて争う。

※ヴィクトル・ジーリンスキの国籍はポーランドだが、自国協会とのトラブルにより国籍は明示せずツアーに参戦中

なお、今大会に出場しているFargoRate800overプレイヤーは上の26名となっているが、ここまでの戦いでは、今年のナインボール世界王者でwnt.ランキング2位、この程『Billiard Congress of America』(BCA)の栄誉殿堂『BCA Hall of Fame』入りが決まったばかりのカルロ・ビアド(フィリピン)が、ドイツの新星、17歳のフェリックス・フォーゲル(FR:763)に1回戦で敗れるアップセットも起こっている。

大会ライブ配信:RailbirdsTV(無料)、WOLF’S DEN BILLIARDS TV(有料)
大会情報:DIGITAL POOL

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