大井直幸がベスト64進出、羅立文、吉岡正登も勝ち上がりを目指す
FLORIDA OPEN POOL CHAMPIONSHIP@アメリカ・フロリダ州

現地8月5日(火)にスタートした賞金総額20万ドル、優勝賞金40,000ドルのwnt.新メジャーイベント『FLORIDA OPEN POOL CHAMPIONSHIP』。大会2日目も引き続き、ベスト64進出をかけたステージ1が行われた。
この大会には日本から『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属で、wnt.プロでもある大井直幸と吉岡正登(FR:755)と羅立文が出場中で、この日はまず日本時間7日3時からの2回戦に羅、8ラック先取の敗者側1回戦に吉岡が登場。

この回転でロー・ホーサム(香港/FR:775)と対戦した羅が9-5、マイケル・マクガイア(アメリカ/FR:556)と対戦した吉岡が8-3でともに勝利し、羅が3回戦(勝者側最終戦)、吉岡が敗者側2回戦に進出した。
その後7時30分からは、勝てばベスト64進出が決まる大井の3回戦と吉岡の敗者側2回戦が行われ、大井は中盤一時リードされたものの、マイケル・バオアナン(フィリピン/FR:796)に9-5で勝利して3連勝でステージ2に進み、吉岡もドイツ期待のジュニアプレイヤー、17歳のフェリックス・フォーゲル(FR:763)に8-2と快勝してベスト64進出まであと2勝となった。
大会3日目はステージ1最終日で、3回戦16試合と敗者側4回戦(敗者側最終戦)までが行われ、シングルイリミネーション、10ラック先取となる決勝トーナメント進出者が決定するが、大井の試合はなく、まずは羅が日本時間8日0時からミカ・ファンベルケル(オランダ/FR:729)との3回戦に臨む。
ここで勝利すればベスト64進出、敗れた場合は4時30分からの敗者側4回戦で、ルオン・ドゥック・ティエン(ベトナム/FR:785)vs JD・プレステガード(アメリカ/FR:696)の勝者と生き残りをかけて戦うこととなる。
吉岡は8日1時30分からの敗者側3回戦でラザロ・マルティネス(アメリカ/FR:737)と対戦し、ここで勝利すれば、6時からの敗者側4回戦でディーン・シールズ(イギリス/FR:758)とベスト64進出をかけた試合に臨むこととなる。

この日最大のアップセットはゴーストの敗戦だった
その他この日は、wnt.ランキング1位のフェダー・ゴーストが3回戦でヘスス・アテンシオ(ベネズエラ/FR:787)に、同ランキング8位のフランシスコ・サンチェスルイスがアントニオス・カカリス(ギリシャ/FR:735)敗れる波乱も起こっている。

ゴーストを下したアテンシオはアメリカを拠点に活動するプレイヤーでwnt.ランキングは101位
写真提供:Matchroom Pool
大会ライブ配信:wnt.tv(要登録/有料)
Matchroom Pool(無料)
大会情報(ライブスコア、トーナメント表等):World Nineball Tour live scores(要登録/無料)