大井直幸が2連勝でベスト64進出まであと1勝
FLORIDA OPEN POOL CHAMPIONSHIP@アメリカ・フロリダ州

現地8月5日(火)にスタートした賞金総額20万ドル、優勝賞金40,000ドルのwnt.新メジャーイベント『FLORIDA OPEN POOL CHAMPIONSHIP』。大会初日には、ベスト64進出をかけたステージ1の1回戦128試合と、2回戦44試合が行われた。
この大会に日本から参戦している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属で、wnt.プロでもある大井直幸と吉岡正登(FR:755)と羅立文(FR:803)の3名もそれぞれの戦いに臨んだ。

日本時間6日0時からジンソプ・スキ(エクアドル/FR:不明)と対戦した大井はこの試合に9-5で勝利すると、4時30分からの2回戦でアンディ・フィニガン(イギリス/FR:668)を9-0と完封し、勝てばベスト64進出となる3回戦に進出。大井はこの後、7日7時30分からの3回戦(勝者側最終戦)で、今シーズンのwnt.開幕戦『CPBA 99 TOURNAMENT』で準優勝の成績を残しているマイケル・バオアナン(フィリピン/FR:796)と対戦する。

大井はベスト64進出まで後1勝
大井の戦いの後、6日同6時からマックス・レヒナーと1回戦を戦った吉岡は5-9で敗れて敗者側へ。ここからの4連勝を目指してまずは7日3時からマイケル・マクガイア(アメリカ/FR:556)と戦い、勝利すれば7時30分からの敗者側2回戦でアレクサ・ペツェリ vs フェリックス・フォーゲル(ドイツ/FR:763)の敗者と対戦する。
6日9時からの1回戦に臨んだ羅は、ボリス・イヴァノフスキ(ドイツ/FR:737)と対戦し、序盤はリードされたものの9-6でこの試合に勝利。7日3時からの2回戦では、ロー・ホーサム(香港/FR:775)と対戦し、ここで勝てば8日0時からの3回戦で、ミカ・ファンベルケル(オランダ/FR:729)と勝者側からのベスト64進出をかけて戦うこととなる。
その他、大会初日に注目されたプレイヤーは、アメリカンレジェンドとして今大会に出場しているアール・ストリックランド(アメリカ/FR:770)と、インドネシア期待のナンバー1ジュニアプレイヤー、アルバート・ジャヌアルタ(FR:777)の2人。

久しぶりのwnt.イベント出場となったストリックランド
まずストリックランドは勝ち進めば3回戦でフェダー・ゴーストと対戦するドローの中、2回戦で敗れてドリームマッチは実現せず。大会2日目はまず、敗者側2回戦からの勝ち上がりを目指すこととなった。

ジャヌアルタは今回がwnt.メジャー初挑戦
また、『WORLD POOL CHAMPIONSHIP』(ナインボール世界選手権)と併催されていた『SAUDI JUNIOR CHAMPIONSHIP』(サウジジュニア選手権)でタイトルを獲得したジャヌアルタは、1回戦に勝利した後、2回戦でミエシュコ・フォルトゥンスキーを撃破して3回戦に進出するハイパフォーマンスを見せている。
写真提供:Matchroom Pool
大会ライブ配信:wnt.tv(要登録/有料)
Matchroom Pool(無料)
大会情報(ライブスコア、トーナメント表等):World Nineball Tour live scores(要登録/無料)