FLORIDA OPEN POOL CHAMPIONSHIP@アメリカ・フロリダ州

現地8月5日（火）、wnt.メジャー『FLORIDA OPEN POOL CHAMPIONSHIP』が開幕。賞金総額20万ドル、優勝賞金40,000ドルのこの大会は今年初開催の新イベントで、wnt.アメリカ5連戦の2戦目に当たる。

地元アメリカからはフェダー・ゴーストを筆頭に104名が出場する他、フィリピンからは今年のナインボール世界選手権王者のカルロ・ビアド、アメリカ5連戦の初戦『RALLY IN THE SHENANDOAH VALLEY』に勝ったリー・バン・コルテッザを含む14名、柯秉逸、柯秉中は現在中国で開催中の中式九球のビッグイベント『Duya Legends Tour Golden Nine Masters』に出場中のため今回は不参加ながら台湾勢からは8名、さらにwnt.トップランカーも大挙参戦し、計256名によるバトルは今回もスーパーハイレベルなものとなっている。

FR世界トップのジョシュア・フィラー（ドイツ）は今大会をスキップしている

そして、この大会には日本から『日本プロポケットビリヤード連盟』（JPBA）所属で、wnt.プロでもある大井直幸と吉岡正登（FR：755）、さらに7月27日（日）に『グランプリイースト第4戦』で優勝を果たしたばかりの羅立文（FR：803）の3名がエントリー。

大井は今年の3月のwnt.メジャー『ヨーロピアンオープン』準優勝がここまでのベスト

大会初日は9ラック先取、ダブルイリミネーションのステージ1・1回戦と2回戦が行われるが、まずは大井が日本時間6日0時から、ジンソプ・スキ（エクアドル/FR：不明）と、同6時から吉岡がマックス･レヒナーと、9時からは羅がボリス・イヴァノフスキ（ドイツ/FR：737）と対戦する。

吉岡は5月の『UK オープン』以来となるwnt.メジャー参戦

大井はここで勝てば、6日4時30分からの2回戦でアンディ・フィニガン（イギリス/FR：668） vs キャリー・ヴェトローノ（アメリカ/FR：518）の勝者と対戦、吉岡はレヒナーに勝利すれば7日3時からエドワード・エッパーソン（アメリカ/FR：494） vs マイケル・マクギル（アメリカ/FR：556）と、羅が1回戦に勝てば、7日3時からロー・ホーサム（香港/FR：775） vs ラリー・ハーヴェイ（アメリカ/FR：542）の勝者と対戦する。

羅は今季国内2勝目を挙げた後にアメリカへ

ステージ1からは、勝者側から32名、敗者側から32名の64名がシングルイリミネーションとなる決勝トーナメントに進むフォーマットとなっており、勝者側を3連勝すればベスト64進出。1回戦に敗れた場合は、敗者側1回戦から4連勝が必要となる。大井、羅、吉岡の3名は、強豪揃うフィールドの中で、まずはベスト64進出を目指すこととなる。

写真提供：Matchroom Pool
大会ライブ配信：wnt.tv（要登録/有料）
Matchroom Pool（無料）
大会情報（ライブスコア、トーナメント表等）：World Nineball Tour live scores（要登録/無料）