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優勝賞金1億円のビリヤードトーナメント、中国の鄭肖淮が初戴冠

2026.04.01

2026 THE 14TH JOY CUP WORLD HEYBALL MASTERS GRAND FINALS@中国・秦皇島

今やチャイニーズプールを代表するトップスターとなった鄭肖淮

3月31日(日)、中国・秦皇島を舞台に18日間にわたって繰り広げられてきた賞金総額1158万4000元(約2億6800万円)、優勝賞金500万元(約1億750万円)、世界最大級のビリヤードトーナメント『2026 THE 14TH JOY CUP WORLD HEYBALL MASTERS GRAND FINALS』(ヘイボールマスターズグランドファイナル)の全日程が終了。決勝戦で、沈申義(シェン・シェンイー/中国)を下した鄭肖淮(ジェン・シャオフアイ/中国)が今大会初優勝を飾った。

決勝トーナメント1回戦(ベスト64戦)が17ラック先取、2回戦(ベスト32戦)と3回戦(ベスト16戦)が19ラック先取、そして準々決勝33ラック先取、準決勝35ラック先取とラウンドが進むにつれてロングゲームとなってきたフォーマットだが、この日唯一の試合となった決勝戦は、39ラック先取で日本時間12時、そして休憩を挟んだ18時30分の2セッション制でスタート。

準決勝で今大会2度の準優勝を誇る張堃鵬(ジャン・クンパン/中国)を35-30で下した鄭、2020年準優勝の代勇(ダイ・ヨン/中国)に35-23で勝利した沈ともに世界最高レベルのヘイボールを見せながら競り合い、最初のセッションを終えて17-14で鄭がリード。

3位タイ:張堃鵬

3位タイ:代勇

沈のブレイクでスタートした後半戦、2ラックを連取し第36ラックで18-18と追いついた沈だったが、ここからは鄭肖淮がしっかりとペースを握り、ゲーム終盤までリードを保ったまま第68ラックを終えて37-31で鄭が優勝まであと2ラックに迫る。

準優勝:沈申義

第69ラック、鄭肖淮のシュートミスを拾った沈が1点を返すと、次ラックのマスワリで33-37とさらに点差を詰めたが、鄭もマスワリを返して38-33でリーチ。ここから何とか3点を返し36-38と2点差まで追い上げた沈だったが、最終となった第75ラック、テーブルオープンの状況で続いたセーフティ戦で先にチャンスを得た沈のシュートがわずかに外れると、ここからしっかり取り切っていった鄭がチャンピオンシップ⑧に到達。ここで沈が鄭に握手を求め半日にわたった死闘は39-36で決着し、鄭肖淮が錚々たるメンバーが揃うグランドファイナル覇者の仲間入りを果たすこととなった。

大会を制した鄭は、2019年に弱冠18歳でジャパンプール最高峰のトーナメントである『第52回全日本選手権大会』を制したプールプレイヤーであったが、チャイニーズプールをメインに戦うようになってからも、数多くの大会で実績を挙げているトップスターの1人で、ゴールデンナイン(中国式ナインボール)でもすでに優勝経験があり、2月に行われた『DUYA LEGENDS GOLDEN NINE MASTERS』のでもベスト4に入っている。

ヘイボールの2025-2026シーズンはこれで終了となるが、2026-2027シーズンもこの後すぐにスタート。さらに6月には、こちらも優勝賞金1億円のゴールデンナイングランドファイナルが開催されることとなっており、鄭はここでも優勝候補の1人となっている。

17位タイと健闘したジュリアン・セラディラ

なお、今大会に海外選手予選から出場した『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属のジュリアン・セラディラは、並み居る強豪プレイヤーの中で健闘し、最後は2014年の第2回大会準優勝の石漢青(シー・ハンチン/中国)に18-19で敗れたものの、過去に出場したJPBA勢最高となるベスト32(17位タイ)でフィニッシュしている。

写真提供:World Heyball Tour
大会アーカイブ動画:WPALive.TV
トーナメント情報(ステージ2):中式八球国际大师赛(トーナメント表ライブスコア

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