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最終戦を制したのは稲川雄一

2025.12.22

グランプリウェスト第6戦@佐賀・sesSion

稲川は2015年の『グランプリウェスト第4戦』以来の優勝

12月21日(日)、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)西日本主催による『グランプリウェスト第6戦』が佐賀県佐賀市の『sesSion』を会場に開催され、決勝戦で2026年からプロとなる期待のルーキー金澤蒼生を7-2で下した稲川雄一が、実に10年ぶりとなるJPBAランキング対象公式戦優勝を果たした。

ワンオンフット、交互ブレイクのナインボールで戦われた今大会には、シードプレイヤーでベスト16からの出場となった川端聡と北谷英貴を含むプロ32名、アマ20名が出場。8ラック先取、シングルイリミネーション予選から7ラック先取となる決勝トーナメントを通じベスト4には、稲川、金澤、竹中寛、北谷好宏が進出。竹中 vs 金澤、北谷 vs 稲川の準決勝はそれぞれ7-3、7-4で金澤と稲川が勝利し決勝へ進んだ。

アマチュアとして最後の試合となる金澤と今年はまだ優勝こそないものの、1年を通して高いアベレージで戦い、11月末時点のJPBA男子ランキングを6位までアップさせてきた稲川の決勝戦は、稲川がいきなりブレイク4個インからのマスワリで先制すると、金澤も次ラックを取り返して1-1のスタート。ここからは金澤のミスに乗じた稲川が3連取で4-1とリードを広げる。

金澤も第6ラックのマスワリで2点差にするが、ここからは稲川がマスワリ、さらに金澤のポジションミスを捉えてセーフティ戦でチャンスを作って6-2でリーチ。最終となった第9ラックでも金澤が②を穴前に残すと、ここから丁寧に7球を取り切って2025年最後の試合で今シーズン初勝利を挙げた。

大会ベスト。左から3位タイ:北谷、優勝:稲川、準優勝:金澤、3位タイ:竹中

この試合をもって男女計29試合が戦われたJPBAの2025年シーズンは終了。2026年は1月24日〜25日(土・日)、大阪を舞台にした『第37回関西オープン』(男子)、『第24回関西レディースオープン』(女子)で幕を開ける。

写真提供:JPBA
大会ライブ配信:JPBA YouTube
大会ライブスコア:Grand Prix West 2025 6th

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