2025 Sportsbet.io Mosconi Cup@イギリス・ロンドン

ヨーロッパはこの勝利で2020年から続く連勝を6に伸ばした

現地12月3日（水）にイギリス・ロンドンの『アレクサンドラパレス』を舞台にスタートしたアメリカ vs ヨーロッパによる5対5のチーム対抗戦『2025 Sportsbet.io Mosconi Cup』（モスコーニカップ）が終了。大会3日目の5日（金）までに8-3と大量リードを奪っていたヨーロッパが最終日の6日（土）に3連勝し、最終成績11-3で勝利した。

ヨーロッパの6-1で迎えた5日の大会3日目は、モリッツ・ノイハウゼンとタイラー・スタイヤーのシングルスからスタート。この試合、2日目に自らのミスからチーム戦の勝利を逃し、アメリカ反撃のきっかけを止めてしまっているスタイヤーが奮起して4-2と先にリーチをかけるが、ここから今大会も好調なノイハウゼンが2点を返しヒルヒルとなる。

迎えた最終ラック、ノイハウゼンの③ジャンプショットが外れたところからスタイヤーが取り切り態勢に入りゲームボールに到達。しかしここでラスト⑨を外してしまい痛恨の逆転負けを喫し、アメリカは1-7とされる。

ブレーキとなってしまったスタイヤー、痛恨の⑨ミス

続くダブルスでフェダー・ゴースト & ビリー・ソープが何とか2勝目をあげた後の第10試合はチーム戦。3-4とリーチをかけられた場面でスタイヤーが今度は⑨をしっかりと決めてヒルヒルとし、最終ラックでもチャンスを得るが、スカイラー・ウッドワードが⑥を穴前に残すシュートミスで勝利を逃しヨーロッパの8-2。

ゴースト & ソープが勝利

重要な場面でのミスにより流れがつかめないアメリカ、第11試合のシングルスでシェーン・バンボーニングがダビッド・アルカイデを下して3勝目を挙げるが、ここで第12試合以降は最終日に持ち越されることとなった。

ヨーロッパの8-3リードで迎えた最終日、第12試合のダブルスでジョシュア・フィラー & ノイハウゼンが5-2でゴースト & ウッドワードを、第13試合のシングルスではピジュス・ラブティスがビリー・ソープを5-3で下して10-3。

優勝まであと一つとなったヨーロッパは第14試合のダブルスでも、ジェイソン・ショウ & アルカイデがのびのびとプレー。対するバンボーニング & スタイヤーは序盤こそ競り合ったが、2-2でのスタイヤーの③、2-4とリーチをかけられた場面でのバンボーニングが③と要所でのシュートミスが致命傷となり、最後はショウがゲームボールを沈め11-3。ヨーロッパが2020年から続く連勝を6に伸ばし、通算成績を19勝12敗1分けとした。

写真提供：Matchroom Pool
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