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大井直幸がベスト64進出、4名が敗者側からの勝ち上がりを目指す

2025.10.03

PERI 9-BALL OPEN@ベトナム・ダナン

会場となっている『Peri Pool Arena Đà Nẵng』は熱気に包まれている

10月2日(木)にスタートした賞金総額20万ドル、優勝賞金は40,000ドルのwnt.ランキングイベント(ゴールド)『PERI 9-BALL OPEN』(ペリオープン)。大会初日に256名によるダブルイリミネーションの予選ラウンド1回戦と2回戦(敗者側1回戦)、さらに敗者側1回戦までが行われ、この大会に日本から出場している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属プロ17名とアマ1名の計18名もベスト64進出を目指す戦いに臨んだ。

18名の1回戦の結果は上の通りで、2回戦に進んだ大井がジェームズ・アラナス(フィリピン/FR:812)、土方が王泓翔(台湾/FR:777)、セラディラがロビー・カピト(香港/FR:814)、吉岡がムスタファ・アルナー(トルコ/FR:769)、竹中がダビッド・アルカイデ(スペイン/FR:814)、丸岡がアルセニー・セヴァスティアノ(フィンランド/FR:不明)と日本時間17時からの回転で対戦。ここで大井が勝利して3回戦(勝者側最終戦)に進んだものの、他5名はここで敗れて敗者側2回戦に回った。

一方敗れた12名は20時からの生き残りをかけた敗者側1回戦に登場し、8名が勝利して敗者側2回戦に進出したが、山川、田代、小川、安形アマの4名が敗れ193位タイで大会終了となっている。

明けて3日の第1回転は12時からの敗者側2回戦で、2回戦で敗れた5名と、敗者側1回戦から勝ち上がった高橋、赤狩山、村松、浦岡、内垣、松川、浅野、杉山の8名の計13名が、敗者側からのベスト64進出まであと2勝となる敗者側3回戦進出をかけた戦いに向かった。

村松はwnt.ランキングイベントで今年優勝を果たしているアレクシス・フェラーを追い詰めたが惜しくも敗れて129位タイ

杉山 vs フランシスコ・サンチェスルイス、丸岡 vs モリッツ・ノイハウゼンなど、wnt.トップランカーとの対決もあった敗者側2回戦の結果は以下の通りとなり土方、丸岡、高橋、赤狩山、村松、浦岡、内垣、松川、杉山の9名は129位タイで大会終了。敗者側3回戦に進出した4名は、17時から竹中がカール・グナデベルグ(エストニア/FR:734)、セラディラがサンチェス・ルイス、吉岡がフィティム・ハラディナイ(ドイツ/FR:774)、浅野がグエン・ニャット・タイン(ベトナム/FR:698※信頼性不足)と対戦する。

海外戦に積極的に参戦し経験値を高めているセラディラはFSRと対戦

敗者側2回戦後の14時からは3回戦32試合が行われ、ここでジェフリー・プリエト(フィリピン/FR:810)を相手に9-2と快勝した大井がダブルイリミネーションの予選ラウンド3連勝でベスト64進出を決めている。この後トーナメントは敗者側3回戦に続き20時から敗者側4回戦(敗者側最終戦)が行われ、決勝トーナメント進出者64名が全て決定。明日4日(土)は1回戦(ベスト64戦)から3回戦(ベスト16戦)が行われる。

なお、今大会は会場となっている『Peri Pool Arena Đà Nẵng』を始めとして、複数のfacebook、YouTubeチャンネルでライブ配信が行われており、世界のプール情報を積極的に発信しているビリヤードファンサイト『77.billiards』の記事内でチャンネルへのリンクが紹介されている(リンクはこちらから)。

写真提供:Matchroom PoolPeri Pool Arena Đà Nẵng
大会情報:DIGITALPOOL

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