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河原千尋が決勝トーナメント進出

2025.09.23

男子テンボール世界選手権 & サイゴン女子オープン@ベトナム・ホーチミン

9月20日(土)にスタートしたWPAベトナム3連戦のメインイベント『2025 PREDATOR WPA MEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP』(男子テンボール世界選手権)の本戦・ステージ2と、『Poison Saigon International Women 9-Ball Open』(サイゴン女子ナインボールオープン)。22日(日)の大会3日目は引き続きダブルイリミネーションの予選ラウンドが行われ、サイゴン女子オープンでは、勝者側からのベスト16進出者8名が決定した。

2大会はともにWPAランキングイベントで、男子テンボール世界選手権は賞金総額25万ドル、優勝賞金70,000ドル、サイゴン女子オープンは賞金総額75,000ドル、優勝賞金22,500ドル。

※は信頼性不足

96名が32名の決勝トーナメント進出枠を争っている男子テンボール世界選手権の3日目は敗者側1回戦が行われ、日本時間17時からの回転で赤狩山幸男(FR:769)がカイル・アモロト(フィリピン/FR:802)と対戦。

第1セットを1-4で落とした赤狩山は、第2セットでもアモロトに0-2と先行されたが、アモロトのスクラッチからチャンスを得て1点を返す。しかし第4ラックの赤狩山のブレイクがノーインに終わると、ここからランアウトを果たしたアモロトが3-1とリーチ。第5ラックも③セーフティからフリーボールを得たアモロトが取り、赤狩山は65位タイで大会終了となった。

その後22時からの回転では土方がカスペル・マティカイネン(フィンランド/FR:788)と対戦。4-0で第1セットを奪い好スタートを切った土方だったが、3-2でリーチをかけた第2セットでマティカイネンに逆転を許すと、最終セットは0-4とされて1-2。今大会は赤狩山と同じ65位タイフィニッシュとなった。

65位タイ・土方隼斗

なお、勝者側最終戦に進んでいるの大井直幸(FR:824)は23日(火)22時からベトナムのエース、ズン・クォック・ホアン(FR:819)とベスト16進出をかけて戦う。

※は信頼性不足

サイゴン女子オープンの3日目は22日15時から敗者側2回戦が行われ平口結貴(FR:717)が蔡佩君(台湾/FR:704)、丸岡文子(FR:664)がズン・イェン・ヴィ(ベトナム/FR:639)と対戦。平口は第1セット、第2セットをともに3-4で落とし0-2、丸岡は第1セットを0-4で取られた後、第2セットを4-1で取り返したが、最終セットを0-4とされ、2人は33位タイでのフィニッシュとなった。

33位タイ・丸岡文子

33位タイ・平口結貴

勝てば勝者側からのベスト16進出が決まる3回戦(勝者側最終戦)は20時からスタートし、河原千尋(FR:752)と小西さみあ(FR:687)が登場。ケリー・フィッシャー(イギリス/FR:761)と対戦した河原は、第1セットの接戦を4-3で奪うと、第2セットも4-2として2-0で勝利し、勝者側からのベスト16進出を決めた。

ジャスミン・オーシャン(オーストリア/FR:757)に挑んだ小西は0-4で第1セットを取られたものの、第2セットは3-2で先にリーチ。しかし、オーシャンが第6ラックで3-3に追いつくと、最終ラックでは一旦小西にフリーボールを献上したものの、⑤でのセーフティ戦を制して4-3で勝利し決勝トーナメントへ。敗者側最終戦に回ることとなった小西は23日20時からデシ・アリスティア(インドネシア/FR:不明) vs 洪欣妤(台湾/FR:687)の勝者と対戦する。

大会4日目は男女ともに引き続き予選ラウンドが行われ、男子は勝者側からの決勝トーナメント進出者16名、女子は16名全ての決勝トーナメント進出者が決定する。

写真提供:WPAPBS
大会ライブ配信:Pro Billiard TVBox Billiards Pool Vietnam
大会情報:2025 PREDATOR WPA MEN’S 10-BALL WORLD CHAMPIONSHIP
2025 POISON SAIGON WOMEN’S 9-BALL OPEN

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