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小宮鐘之介が22年ぶりのJOアマ王者に!

2025.09.15

第38回ジャパンオープン男子テンボール@東京:ニューピアホール特設会場

男子テンボール優勝・小宮鐘之介

日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催する国内最大のビリヤードオープントーナメント『第38回ジャパンオープン』(JO)の最終日、男女4名のファイナリストによる決勝戦が18時20分にスタートした(対戦カードは以下)。

●男子テンボール決勝

中野雅之(アロウズ/FR:700) vs 小宮鐘之介(ANYTHING/FR:784)

準決勝でJPBAプロを下して勝ち上がってきた小宮と中野、ともにアマチュア全国タイトルを持つトッププレイヤーの対決はまずは小宮が2-0スタートを切る。第3ラックのブレイクは2個インだったが②が隠れてプッシュアウト。この攻防を制したのは中野でここからランアウトを果たして1点を返す。

第3ラックの中野のブレイクがノーインとなりオープンな配置となったが小宮が②をミス。この後③を巡る攻防となりチャンスを得た中野が残り球をじっくりと捌いて同点とする。

第5ラック、中野のブレイクは1個インだったが②が隠れ、ここから互いに取り切りに向かえないもつれる展開となったが、中野の④セーフティ後の難しいシュート決めた小宮が再びリードを取る。続く第6ラックは、小宮のブレイクが決まらず、①セーフティが見えてしまったところを捉えた中野が慎重に取り切って3-3。

男子テンボール準優勝・中野雅之

第7ラックは再び中野のブレイクがノーインとなり、小宮が取り切りに向かうが④にポジションできず、この攻防からオープンな配置を得た中野が4-3と初めてリードを奪う。しかし第8ラックの中野のブレイクもノーインとなりジリジリとした展開は続く。

このラックでは小宮の①セーフティに対して中野がキックショットでスクラッチを犯し、今度は小宮が慎重に取り切って4-4。続くラックは小宮の①ジャンプショットが外れたところから中野がランアウトに向かうが④をミス。しかし小宮もこれを決めきれず中野がランアウトで5-4とするが、第10ラックを取り返したのは小宮で男子決勝は3ラック勝負に突入する。

この痺れるゲームで先にリーチをかけたのは小宮、第12ラックでリードを奪うと、次ラックでは①セーフティで中野からファウルを奪った後、難しい①-⑩コンビを決めて7-5。しかし中野も諦めることなく第13ラックのチャンスをものにして取り切りを進めるが、⑧をミスして配置はオープンとなり、残る3球を取り切った小宮が、自身初のビッグタイトルをその手にした。

大会ライブ配信:JPBA YouTube
大会ライブスコア:Japan Open 2025

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