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男女ベスト4決定、男子準決勝はJPBA vs アマ2試合に

2025.09.15

第38回ジャパンオープン@東京:ニューピアホール特設会場

会場となっている『ニューピアホール』

日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催する国内最大のビリヤードオープントーナメント『第38回ジャパンオープン』(JO)の最終日、男女ベスト8による準々決勝が13時40分にスタートし、今年のベスト4、8名が決定した(対戦カードは以下)。

●男子テンボール(トーナメント表順)

羅立文(JPBA/FR:803) vs 稲川雄一(JPBA/FR:734)
中野雅之(アロウズ/FR:700) vs 林宗翰(台湾/FR:737)
木原弘貴(JPBA/FR:729)vs 岡元公史(トリガー/FR:不明)
林武志(JPBA/FR:753) vs 小宮鐘之介(ANYTHING/FR:784)

●女子ナインボール(トーナメント表順)

栗林美幸(JPBA/FR:702) vs 曽根恭子(JPBA/FR:678)
青木知枝(JPBA/FR:682) vs 夕川景子(JPBA/FR:668)
陳佳樺(台湾/FR:743) vs 溝口清美溝口清美(JPBA/FR:545)
小西さみあ(JPBA/FR:686) vs 平口結貴(JPBA/FR:716

この回転でいち早くベスト4に進んだのは、今大会直前まで行われていたチャイナオープンの戦いを終えてすぐに来日した台湾の陳佳樺。連戦と移動の疲れを全く感じさせないプレーで溝口を相手に全くスキを与えることなく7-0で完封勝利。

5位タイ:溝口清美

続いて男子テンボールの木原が、川端を下して勝ち上がってきた岡元アマを圧倒。7-1と早々にリーチをかけると、第9ラックを落としたものの、最終となった第10ラックの①でのセーフティ戦を制するとそこから取り切って自身初のベスト4進出を決める。

5位タイ:岡元公史

3番目に勝ち上がりを決めたのは、中盤までの競り合いから一気に抜け出して林を下した小宮。小宮は5-3から1点を返された第9ラックからの4連取で勝利してこちらも初のベスト4進出となった。

5位タイ:林武志

その後は終始リードを保って今大会3度の優勝経験を持つ栗林を7-3で下した曽根、終盤まで5-5で競り合うゲームで勝負強さを見せ7-5で夕川を下した青木が次々にフィニッシュ。

5位タイ:栗林美幸

5位タイ:夕川景子

残る3試合、まずは試合序盤に2-4とリードされながら、小西の1ミスから一気に4連取でリーチをかけると、最後は一度ターンを譲るも、小西の⑧ミスを逃さず2球を取り切った平口がベスト4に進む。

5位タイ:小西さみあ

小宮に続き勝てば2人目のアマベスト4となる中野は、林を相手に一気に5-0と走るが、林もここから追撃を開始し6-5まで追い上げられたが、7-5とリーチをかけると、持ち時間がなくなりタイムが入る中、集中力を切らすことなく第13ラックでマスワリを決めて準決勝へと駒を進めた。

5位タイ:林宗翰

最後に残ったスコア以上に緊迫感のある戦いとなった羅と稲川の対戦、素晴しいプレーで羅を圧倒し7-1とリーチをかけた稲川。しかし第9ラックのブレイクスクラッチから羅が諦めることなく反撃を開始し3-7。そして第11ラック、羅の①セーフティを返した稲川のジャンプショットの①がブラインドとなり、キックに行った羅のショットがオープンになる。

5位タイ:林宗翰

プレッシャーが高まっていく中、取り切りを進めた稲川は、勝負どころの⑥-⑨コンビをしっかり決めきってランアウト。優勝候補筆頭の羅を8-3で下して3度目の特設登場で初の準決勝に進んだ。

大会はこの後、会場レイアウトを変更した後、16時から準決勝が行われる。

●男子テンボール準決勝

中野雅之(アロウズ/FR:700) vs 稲川雄一(JPBA/FR:734)
木原弘貴(JPBA/FR:729)vs 小宮鐘之介(ANYTHING/FR:784)

●女子ナインボール準決勝

曽根恭子(JPBA/FR:678) vs 青木知枝(JPBA/FR:682)
陳佳樺(台湾/FR:743) vs 平口結貴(JPBA/FR:716

大会ライブ配信:JPBA YouTube
大会ライブスコア:Japan Open 2025

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