【動画】飯間智也、JPBA対決を制して初優勝
2025.09.11
ニューピアホールで繰り広げられた激闘〜その⑤〜

今年で第38回を迎える『ジャパンオープン』(JO)は、国内で最も権威あるトーナメントの1つとしてその歴史を重ねてきた。2001年からは決勝の舞台を東京・竹芝のニューピアホールに移し、この地は数々の歴史的な激闘が生まれる聖地となり、強豪海外勢や日本のトッププロが繰り広げるファイナルは、毎年多くのドラマと感動をファンに届けてきた。
ここではその輝かしい歴史の中から、特に『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属のプロが頂点に立った、2010年代から2020年代にかけての忘れられない決勝戦を厳選。今もなお語り継がれる栄光の瞬間を、貴重な動画と共に振り返っていく。
2022 MEN’S 10-BALL FINAL〜飯間智也 vs 内垣建一〜
2022年の第35回大会、初の決勝進出となった飯間は、内垣建一との決勝戦で取って取られての接戦を演じる。4−6から2連続マスワリを含む3連取での逆転リーチ。しかし続くラックはブレイクスクラッチで内垣が得点し試合は遂にヒルヒルへ。
運命の最終ラックは内垣のブレイクがノーイン。ここから丁寧にランアウトを果たし優勝を決めた瞬間、飯間はガッツポーズ。そして、その後は全てを出し切った表情で大会初優勝を噛み締めた。