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JO出場プレイヤーFargoRate_Top30〜男子テンボール〜

2025.09.06

トップは羅立文 & カイル・アモロトの803

日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催し、WPA公認のランキングイベントでもあり、国内のトッププロやトップアマだけでなく、海外からも強豪プレイヤーが出場し、毎年ハイレベルな戦いが繰り広げられる『ジャパンオープン』(以下、JO)。

9月13日(土)の男子予選のスタートまで1週間、ここでは今大会の男子テンボールにエントリーしているプレイヤーのFargoRate(以下、FR)ランキングトップ30を紹介したい。

FargoRate(ファーゴレート)って何?

※今回のランキングについてはRobustness(信頼性)が200以下のプレイヤーは除いている

今大会出場者中のトップとなったのが、8月末時点のJPBA男子ランキング2位の羅立文と、JO初参戦、フィリピンの次世代スター候補の1人でもある23歳のカイル・アモロトの2人でレーティングは803。今回はこの2人のみがover800プレイヤーで、まずは優勝候補の最右翼だ。

羅立文

3位には、日本にもファンの多い御年62歳のアントニオ・リニングが入った。JOだけでなく全日本選手権タイトルも持ち、昨年は東海グランプリでも優勝するなど、今なお衰えぬその強さは、FRにも数値としてしっかりと表れている。

アントニオ・リニング

4位に入ったのは、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)が主催する全国タイトル戦の1つ『球聖戦』のタイトルを連続5期保持しているトップアマの小宮鐘之介。現在はFRの信頼性を表す数値「Robustness」が、安定したレーティングが出る目安となる200をわずかに超えた365であるため、これからレーティングが大きく変動していく可能性があるものの、初期段階でのこの数値は、小宮がハイレベルなプレイヤーであることを示している。

小宮はJPBA公式戦にも積極的に参戦している

5位にランクインしたのは、こちらも日本でお馴染のフィリピンプレイヤー、ラミル・ガレゴ。1990年代から日本のトーナメントシーンで活躍し、2009年にはJOも制したベテランは信頼性も2770と高く、いまだにトップレベルの力を維持していると言えるだろう。

以下、30位までを見てみると、JPBAのベテラントップランカーに加え、積極的に海外戦にも挑戦を続けている、杉山功起、神箸渓心、林武志といった若手プロ、そして将来は日本を背負って戦うであろうジュニア2トップの織田賢人、金澤蒼生もランクインしており、彼らの今大会での活躍も大いに期待できると言えるだろう。

金澤は昨年大会で5位タイ入賞を果たしている

日程が重複している『2025 Pudong Tangcheng WPA 9-Ball China Open』(チャイナオープン)に出場するFR日本最高の大井直幸(FR:823)、現在のJPBAランキング1位の土方隼斗(FR:800)、そしてFR:830を超えるワールドトップスターが不在の中、その間隙を縫ってタイトルを獲得するのは誰なのか。混戦必至の男子テンボールは、この30名が中心となりエキサイティングな戦いが展開されることになるだろう。

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