大井直幸、ベスト8を目指す戦いは19時30分スタート
ZEN CUSTOM CUE & YUAN 8 OPEN @中国・上海

9月2日(火)にスタートした賞金総額60,000ドル、優勝賞金20,000ドルのwnt.ランキングイベント(シルバー)『ZEN CUSTOM CUE & YUAN 8 OPEN』。大会3日目にダブルイリミネーションの予選ラウンド最終の敗者側4回戦が行われてベスト32名が決定し、日本時間4日18時の時点で10ラック先取、シングルイリミネーションの決勝トーナメントが進行中だ。
今大会に日本から出場している、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の大井直幸、ジュリアン・セラディラ(FR:763)、小川徳郎(FR:760)、杉原匡(FR:730)、村松勇志(FR:697)の5名と、田中裕也アマ(FR:697)の計6名のうち、セラディラ、小川、村松、田中アマの4名はすでに65位タイで大会終了。大井は2日目に行われた3回戦(勝者側最終戦)でトウ・リャンハン(FR:749)を9-1で下してベスト32進出を決めている。

大会3日目は、日本時間4日11時からの敗者側3回戦からスタートし、ここで杉原が洪夢霞(オーストラリア/FR:732)と対戦し、試合は接戦となったが6-8で敗れ、敗者側4回戦(敗者側最終戦)進出はならず、49位タイでのフィニッシュとなった。
その後14時から敗者側4回戦が行われてベスト32が出揃い、改めての抽選の後、大会は17時からの決勝トーナメント1回戦(ベスト32戦)に突入し、ここで大井は傳哲偉(台湾)と対戦。
この試合はファーストラックでの⑤を巡るセーフティ戦を制した大井が先制し、その後1-1から順調に得点を重ねると4-1とした後の第6ラックでこの試合初のマスワリ。次ラックではブレイクスクラッチしたものの、傳の珍しい③と④の球間違いによるファウルで6-1とさらにリードを広げる。
大井直幸 vs 傳哲偉(YouTubeチャンネル『NAOYUKI OI 大井直幸のゼロワンチャンネル』より)
この後も乗り切れない傳を尻目に着々とポイントを加えて9-1とリーチをかけると、最終となった第11ラックをマスワリで締めて10-1でベスト16進出を果たした。
大会3日目最終回転の2回戦(ベスト16戦)は19時30分スタートの予定で、準々決勝進出を目指す大井は、マイケル・フェリシアーノ(フィリピン)と対戦する。
写真提供:Matchroom Pool
大会情報(ライブスコア、トーナメント表など):DIGITALPOOL
大会ライブ配信:wnt.tv(有料)、Kozoom Pool(無料)